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人気YouTuber・フィッシャーズ、総再生回数100億回は「ファンとアンチ」のおかげ!? 炎上&批判の歴史

2020/08/07 11:00
増田家こみみ(ライター)
人気YouTuber・フィッシャーズ、国内初の総再生回数100億回を達成も「批判とアンチが多い」ワケの画像1
フィッシャーズ公式サイトより

 8月2日、国内のYouTubeチャンネルで初めて動画総再生回数100億回を突破した、人気YouTuber・フィッシャーズ。翌3日にはバラエティ番組『ネプリーグ』(フジテレビ系)に出演するなど、近年はテレビをはじめ、さまざまな媒体に登場する人気者だが、「動画の内容は批判されることも多い」(YouTubeに詳しい記者)という。

「若い世代を中心に人気を集めるフィッシャーズですが、過去にはほかのYouTuberを巻き込んで、炎上騒動を起こしたことも。2017年7月に公開した『下ネタなんで嫌いなの? この動画は自己責任でみてください!!』という動画では、メンバーのシルクロード、ンダホ、マサイがビールを飲みながら『エグすぎる下ネタが嫌い』『よく飽きねーな』などと下ネタで盛り上がる人を批判しつつ、『もともと下ネタを言わないのがフィッシャーズ』と話していました。するとこれが、過激な動画を投稿するYouTuber・禁断ボーイズへの批判だと視聴者に受け取られ、禁断ボーイズがフィッシャーズに反論。フィッシャーズも過去の動画やTwitterで下ネタを話していたため、『自分たちを棚に上げている』と指摘したんです」(同)

 禁断ボーイズの指摘通り、フィッシャーズのメンバー・ぺけたんがTwitterに「年越しセックスしたいなぁ」「おれもおっぱいもみたい」などと投稿していたことが発覚。こうした矛盾がネットユーザーの間で物議を醸して炎上状態となり、フィッシャーズは公式Twitterで謝罪し、当該動画にも「特定のYouTuberさんに向けて発言をした動画ではありません」「誤解を招いてしまったこと、不快にさてしまったこと心よりお詫び申し上げます」(原文ママ)と追記されている。

 謝罪するほどの炎上にはならなくても、視聴者が彼らの動画に異を唱えることはしばしば。今年3月に公開された「【24kg】コーンフレーク風呂作って食べまくるチャレンジで大騒ぎ!?」には、「悪趣味」と非難されていた。

「タイトル通り、バスタブに24kg分にあたる60袋のコーンフレークを入れて、メンバー4人で食べるという企画でした。最初は皿に取り分けて食べていましたが、途中からメンバーがバスタブに入ってコーンフレークを頭からかぶるなど、下品な展開に。結局、動画内では食べきることができず、残ったコーンフレークを袋に戻していましたが、ネット上では『衛生的にどうなの? 汚くて途中で見るのやめた』『食べ物を遊びの道具に使わないでほしい。子どもが真似したら困る』『こんなことしなくたって面白い動画はいっぱいあるのに、なぜ悪趣味な方向に舵を切ってしまうのか……』と、落胆する声も多いです」(同)


 グループで活動するフィッシャーズだが、リーダーのシルクロードには「特にアンチが多い」(同)とか。

「18年8月、『メンバーの1人が消えましたので、探します。』という動画がアップされ、一部のアンチから批判を浴びていました。この動画は、視聴者参加型の鬼ごっこ企画『日本全国シルクロードを探せ!』へとつながるもので、シルクロードが『リーダーの俺がいなくても、メンバーはしっかりやれるのか?』を検証するために、メンバーの前から姿を消すといった趣旨だと説明すると、ネット上で『シルクロードってナルシストすぎない?』『メンバーを見下してる。シルクがいなくても問題ないから!』『むしろ帰ってこなくていい』とブーイングが続出。ちなみに、自宅を出てから数時間でファンに見つかり、その日の夜には家に戻っていました」(同)

 視聴者数が多くなれば、批判の声も大きくなるもの。動画総再生回数100億回を達成できたのは、ファンだけでなくアンチの力も大きかったのかもしれない。

増田家こみみ(ライター)

増田家こみみ(ライター)

関東在住のフリーライター。広く浅く、時々沼に落ちるエンタメ好き。小学校では校内ニュースを集めた自作新聞を毎日発行。大人になった今は、酸いも甘いも噛み分けるホットな話題をお届けしたいと思います。

最終更新:2020/08/07 11:00
Creator Channel(Vol.16)
「メンバーカラー」の概念があって驚き