ゆきぽよ、『サンジャポ』の安倍首相批判&擁護に「すっきりする」「言ってることめちゃくちゃ」の声
“ゆきぽよ”の愛称で親しまれる人気ギャルモデルの木村有希が、8月2日に情報バラエティ『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演。奔放なキャラクターで知られる彼女の発言が、ネット上で物議を醸している。
番組では、新型コロナウイルスの新規感染者が急増する中、安倍晋三首相が国民に対して明確なメッセージを発しないことに対し、「一部で疑問の声が上がっている」などと報道。この際、ゆきぽよが安倍首相を強く批判する一幕があった。
「番組MCの爆笑問題・田中裕二から、『総理大臣としてもうちょっとね、国民に具体的に何か言ってほしいという気持ちもありますよね?』と問われたゆきぽよは、『安倍さんの年収をちょっと調べてみたんですよ。そしたら、年収4000万円もらってて』と切り出し、『よくよく考えたら、その4000万円に見合う働きをしてないな、と思って』とバッサリ。続けて、安倍首相の年収を小池百合子東京都知事に『分けてあげたらいいなあって(思う)』と、持論を展開していました」(芸能ライター)
その後、番組出演者で政治評論家の杉村太蔵が、新型コロナ対策のトップは、あくまでも西村康稔経済再生担当大臣であるといった主張をすると、ゆきぽよは「総理にゴマすりすぎじゃないですか?」と批判。爆笑問題・太田光が「総理大臣の役割って、一つはリーダーシップをとって国民に向き合って、総理の言葉で今どういう状況なのかって話すのが重要な役割」などと語ると、彼女はまたも「なんのために総理大臣をやってるのかわからないですよね」と、さらに語気を強めて安倍首相を糾弾していた。
「ゆきぽよの強気な発言について、ネット上では『若い子がここまで言ってくれるとすっきりする』『多くの人がモヤモヤしてたことを、テレビで発言することに意味がある』と感心する声が上がる一方、『批判するだけなら簡単だよね』『見えないところで働いている、とは思わないのかな?』と疑問を持つ人も。さらに、『給与に見合った働きをしてないのは、芸能人も同じじゃん』『ゆきぽよ、なかなかデカいブーメランを投げるね』など、皮肉めいたツッコミも飛び交っています」(同)
ゆきぽよといえば、4月19日に同番組へ出演した際も、政治絡みの発言で注目を集めていた。
「この放送では、歌手の星野源が歌う楽曲『うちで踊ろう』に合わせ、安倍首相が自宅でくつろぐ動画を首相官邸のインスタグラムなどに投稿したところ、ネット上で批判が噴出したというニュースを紹介。この件に関して、ゆきぽよは『見た瞬間、「安倍さんかわいいな」とほっこりしたんですよ。なんでもかんでも批判するのはどうかな?』と、擁護していたんです。この意見には『私もそんなに悪いことだとは思わなかったから、ゆきぽよが同じこと考えててうれしい』と好意的な声がある一方で、『コロナ禍で大変な思いしてる人もいるのに、“かわいい”で済ませるのはどうなの?』との指摘もネット上に寄せられ、やはり賛否両論でした」(同)
まったく別の事例とはいえ、数カ月の間に安倍首相への擁護と批判の両方を展開したゆきぽよに対し、ネット上では「前と言ってることが正反対じゃん。自分の意見はないの?」「ちゃんとしてる子なのかと思ってたけど、言ってることめちゃくちゃだな」と落胆する声も。中には、「前回の発言で批判を浴びたから、今度は逆の意見にしようと思った?」と推測する声もある。
どのような考えから発言したのかは、本人にしかわからないが、今後もゆきぽよの政治絡みの発言が注目を集めることは確かだろう。