木村拓哉『BG』、全話平均15.6%で前作超え! テレ朝『相棒』路線でシリーズ化見込める作品に?
木村拓哉が主演を務める連続ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)の新シリーズが7月30日に最終回を迎え、平均視聴率16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で有終の美を飾った。一部報道では、早くも“続編”制作の可能性が伝えられているが、業界関係者は「主演の木村にとっても、今後のモチベーションを維持できる安心材料になったのでは」と指摘する。
「あらゆる危険からクライアントを護る民間ボディーガード・島崎章(木村)の姿を描いた『BG』は、2018年1月期に放送された第1章が、全話平均15.2%を記録。第2章は今年4月から開始予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって放送延期となり、6月18日にようやくスタートしました。初回平均は17.0%と好発進を遂げ、以降も2ケタ台をキープ。第1章が全9話構成だったのに対し、第2章は新型コロナの影響で全7話に短縮されながらも、全話平均15.6%と、前作を上回る数字を獲得しました」(テレビ誌ライター)
ネット上の評判も良く、やはり続編を望む声も寄せられている。
「木村は基本的に“続編モノはやらない主義”と言われていて、これまで多くの主演ドラマがヒットしているにもかかわらず、続編が実現した作品は、『HERO』(フジテレビ系)と、今回の『BG』しかありません。『HERO』については、連続ドラマ2期分と特別編、さらに劇場版が2作公開されています。そもそもテレビ業界には、『続編モノは前作より数字が落ちる』といった定説がありますが、近年は安定傾向にあるため“続編祭り”状態。それでも、やはり前作のハードルを越えられない作品がある中で、今後もシリーズ化が見込める作品にめぐり会えた木村は幸運と言えます」(スポーツ紙記者)
そんな木村は、引き続き俳優としての仕事が続く模様。『BG』のさらなる続編にも期待がかかるが……。
「すでに決まっているのは、今年1月にフジテレビ開局60周年特別企画として2夜連続で放送された『教場』の続編。秋には撮影に入り、来年のお正月に同じく2夜連続放送する方向で調整しているようです。また、その撮影後、年末年始にかけては、未発表の時代劇映画の撮影も予定されているとか。それだけに、今の段階で『BG』第2章を成功させられたことは、木村本人の自信につながっているはず。第3章の話はまだ決まっていないようですが、いずれは同じテレ朝の『相棒』シリーズのように定番化するかもしれません」(テレビ局関係者)
“俳優・木村拓哉”の活躍に、ますます目が離せない。