真木よう子は「体調不良」鈴木砂羽「土下座を強要」……“急な降板劇”で物議を醸した女性芸能人たち
25年という長きにわたって関西テレビで放送されていたトークバラエティ『快傑えみちゃんねる』が、7月24日に最終回を迎えた。21日に突如として番組終了が発表され、世間に衝撃が走ったが、「その発端となったのも、“出演者の急すぎる降板騒動”だったとみられている」(芸能ライター)という。
「番組MCを務めてきた“関西の女帝”上沼恵美子は、27日放送の『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)に出演した際、『えみちゃんねる』終了の理由について、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による無観客、ゲストも少ない中での収録にやりにくさを感じていたからだと説明。一方、ネット上では、6月をもって『えみちゃんねる』と『こころ晴天』からキングコング・梶原雄太が突然降板したこと、その背景には上沼サイドの“パワハラ”があると報道されていただけに、『本当にコロナが原因?』『梶原の件が無関係だとは思えない』といった声が相次ぎました」(同)
このように、出演者の急な“降板劇”で、世間から疑惑の目を向けられたケースは過去にもあった。例えば、2018年公開の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』では、撮影直前の17年11月に突然、メインキャストの一人として名を連ねていた女優・真木よう子の降板が発表された。
「公式発表では、真木は“体調不良のため降板”となっていましたが、ネット上には『また問題を起こした?』との指摘が続出。というのも、真木は同年7月期に主演した連続ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)が“大コケ”し、当時本人が運営していたTwitterで、ドラマの低視聴率に言及。『全話2桁取れたらヌードになる』などと視聴率アップを狙うコメントや、土下座動画を投稿するなど、なりふり構わぬ番宣で話題を集めました。さらには、その『セシル』の打ち切りが決まったと報じられた日に、同年末の同人誌即売会『コミックマーケット93』への参加を表明し、自身のフォトマガジンの制作費を募るクラウドファンディングを発表。しかし、『自費出版が原則のコミケの趣旨にそぐわない』などの理由から、物議を醸しました」(マスコミ関係者)
その後、真木はコミケ参加を撤回、謝罪したかと思えば、Twitterのユーザー名を「????騙された????」に変更。アカウントを非公開にした後、削除するという目まぐるしい展開は、ネットユーザーの注目を集めることに。そんな流れからの『SUNNY』降板には、「問題が多すぎて心配になってきた」「体調もだけど、何より気持ちが不安定なんじゃない?」との書き込みが目立った。
「同じく17年に女優・鈴木砂羽が主演を務め、初めて演出を手がけた舞台『結婚の条件』では、公演直前に女優・鳳恵弥と牧野美千子が降板。鳳は自身のブログで、鈴木から罵倒され、土下座を強要されたことを告発したものの、鈴木本人は舞台初日の記者会見で、これを完全否定しました」(同)
しかし鈴木といえば、15年10月期の連ドラ『オトナ女子』(フジテレビ系)に出演中、同11月発売の「週刊女性」(主婦と生活社)で、ドラマの衣装が気に入らず暴言を吐いたり、スタッフを怒鳴りつけたりしていたと報じられたことも。
「そのため、ネット上では『鈴木なら、土下座強要もなきにしもあらずって感じ』『もともとイメージ悪くなってたんだから、態度には気をつけるべきだったのでは?』などと言われてしまっていました」(同)
こうした降板劇はあっても、作品自体が消滅することはなかっただけに、梶原の降板からわずか1カ月で番組終了までに至った『えみちゃんねる』はバラエティとはいえ、やはり異例のケースと言えそうだ。