坂上忍、『シンソウ坂上』打ち切りへ! 「フジテレビ上層部による“去勢”」と指摘されるワケ
スタッフへのパワハラ疑惑が報じられたものの、MCを務める情報トークバラエティ『バイキング』(フジテレビ系)の放送枠拡大が発表されたことを受け、世間からの批判が強まっている坂上忍。一方で、この改編を決定したフジテレビにも、疑問の声が飛び交っている状況だ。
「秋の改編では、打ち切り説もあった『バイキング』の放送時間が3時間に拡大され、後番組の『直撃LIVEグッディ!』が終了になります。一見、フジは坂上を重宝しているように思えますが、実際のところ、同局の上層部は『バイキング』で政権批判を繰り返す坂上に怒り心頭だといい、改編の裏では“テコ入れ”も行われるとのこと。これまで『バイキング』の制作は、バラエティ班が担当していたものの、秋からは情報制作局に移管しますので、これまでとはまったく違う内容の番組になる可能性が高いでしょう」(スポーツ紙記者)
フジサイドは、坂上の持つ“視聴率”には期待しつつも、上層部の意向をくみ、政権批判を避けた番組作りをしていくようだ。
「坂上に関していうと、2018年4月にスタートした同局ゴールデンの冠番組『直撃!シンソウ坂上』は、すでに打ち切りが決定しています」(テレビ局関係者)
『バイキング』と同じチームで制作されている『シンソウ坂上』だが、坂上本人が現時点で、「最も力を入れている番組」(同)なのだとか。
「同番組は、坂上が『一番やりたいこと』を実現すべく、本人も企画段階から参加している“ジャーナリズムバラエティ”。しかし、フジ上層部としては、やはり坂上の主義・主張が前面に出る番組は認められなかったようで、また視聴率も振るわないことから、このタイミングで打ち切りに。一方で、坂上のもう一つのフジ冠番組である『坂上どうぶつ王国』の放送は、継続されることになっています」(同)
犬猫の殺処分をめぐる問題を取り上げるなど、社会派な一面もある『どうぶつ王国』だが、それでも基本は「動物バラエティ」と言える。
「この番組で、坂上が政権批判を展開することは、まずあり得ないので、特に“テコ入れ”する必要はなかったのでしょうが、果たしてフジからこのような仕打ちを受け、坂上はモチベーションを維持できるものなのか。業界関係者からは、今回の編成について『フジと坂上のいびつな関係が浮き彫りになった』『フジ上層部による坂上への“去勢”だ』という声も聞こえてきます」(同)
果たしてこの編成は、坂上とフジ双方にどのような影響を与えるのだろうか。