『テレビ千鳥』プライム昇格のウラに、吉本からの猛プッシュ!? 一時は『千鳥トーーク!!』案も浮上か
先頃発表されたテレビ朝日の「秋の番組改編」において、お笑いコンビ・千鳥の“躍進”が注目されている。ツッコミ担当のノブが出演する『ノブナカなんなん?』は土曜午後10時25分枠でレギュラー化、また火曜日深夜0時台放送の『テレビ千鳥』も日曜午後10時25分枠に昇格と、昨年から続く“事務所の猛プッシュ”が、目に見える形となってきたようだ。
「今回の改編で、特に話題となっているのが、『テレビ千鳥』のプライム帯昇格です。深夜ならではのゆるさや、とがった企画が人気を博した番組だけに、視聴者の反応は、昇格を喜ぶというより『つまらなくならないか心配』という声のほうが多い印象です。大悟自身は、改編に際して『日曜の夜10時台に、テレビでタバコを吸うてるヤツが見れると思います(笑)』とコメントを寄せており、これまで通りの番組作りを続ける意向を示していますが、やはりファンとしては心配なのでしょう」(スポーツ紙記者)
大阪時代から、千鳥の番組出演はABCをはじめテレ朝系列局が多くを占めていたが、それでも同時期に2番組が土日のプライム帯進出とは、異例の好待遇と言えるだろう。
「これはテレ朝への貢献度に加えて、2人が所属する吉本興業のプッシュも大きく影響しています。昨年起きた闇営業騒動により、雨上がり決死隊・宮迫博之が相方の蛍原徹とMCを務める『アメトーーク!!』の打ち切り説が浮上しましたが、この時、“代打”として挙げられたのが、ほかならぬ千鳥だったんです」(テレ朝関係者)
当時、『アメトーーク!!』の臨時番組を、千鳥が担当するのではという報道もあったが、ともすれば番組自体が『千鳥トーーク!!』に変更される可能性まであったのだとか。
「『アメトーーク』の番組プロデューサー・加地倫三氏は、かねてから千鳥を積極的に起用しており、『テレビ千鳥』でもプロデューサーを担当。吉本の後押しも手伝って、おそらく前代未聞の“冠&MC”の乗っ取りが行われる可能性もありました。結局、このプランは消滅し、蛍原が『アメトーーク!!』をピンで回していくことになりましたが、それだけ千鳥はテレ朝からも吉本からも、全幅の信頼を寄せられているのでしょう」(同)
各所からの後押しを得てプライム進出となった『テレビ千鳥』だが、果たして10月からの放送はファンを満足させるものになるのだろうか。