人気YouTuber・パパラピーズ、「大学で鬼ごっこ」動画が炎上! 削除&謝罪後も鎮火しないワケ
2人組YouTuber・パパラピーズが7月24日にYouTubeへ投稿した動画「大学を貸し切って2人で隠れ鬼ごっこやってみたwww」が、ネット上で物議を醸している。
「パパラピーズはチャンネル登録者数118万人を誇る人気YouTuberで、『じんじん』と『タナカガ』の男女コンビ。アップされた動画は、とある大学のキャンパス内で2人が“隠れ鬼ごっこ”をするといった内容で、8月7日公開の映画『ぐらんぶる』のPRを兼ねた企画だと説明されていました。しかし現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くの大学生がリモート授業を余儀なくされているため、ネット上では『授業料払ってる学生が大学に入れないのに、なんで無関係のYouTuberは入れるの?』『我慢してリモート授業受けてる学生の気持ちを何も考えてない』『動画を企画した側も、許可出した大学もひどい』といった批判が続出し、炎上状態となりました」(芸能ライター)
動画の視聴者により、ロケで使用された大学は東京・品川にある清泉女子大学だと判明。同大もまた、感染拡大防止のためキャンパスは入構制限中で、オンライン授業が中心となっている。
「この騒動を受け、当該動画は削除され、25日にパパラピーズの2人、26日に彼らの所属事務所・GROVEがそれぞれTwitterに謝罪文を掲載。26日には清泉女子大学の公式HPにも謝罪文が掲載されましたが、GROVEと清泉女子大学の主張がやや食い違っていることや、GROVEが『パパラピーズには一切の責任はない』などとつづっていたため、ネット上では『言ってることが違いますけど? ちゃんと説明して!』『企画を受けた時点で出演者にも責任あるでしょ』といった意見が飛び交っています」(同)
パパラピーズ側は、「クライアント様や広告代理店様のご協力の上」で、今回の動画を制作したといい、大学側には企画内容や撮影許可の「確認・合意」を得ただけでなく、「常時ではないものの撮影工程の半分程度は立会い頂き撮影させて頂きました」と主張。また、動画削除の理由は、在校生を中心に「ご意見、ご批判」があり、これを真摯に受け止めた結果だとしている。
「一方の大学側は、『完成版を公開前に本学側に見せてもらい、チェックできるはず』だったものの、パパラピーズ側の代理店からの“連絡不足”によって、『本学による事前の映像確認を経ずして、24日に当該動画が公開』されたと主張しています。また、現在調査中ながら、『企画書の内容が曖昧なままだったにも拘らず設備使用を許可した判断の甘さやチェックの不十分さ』があったとし、学生たちに『配慮が十全でなかった』ことを謝罪。パパラピーズと大学の言い分にはずれが生じており、話がかみ合いません。どちらが本当のことを言っているのかはわかりませんが、大学の学生やその親御さんをはじめ、関係者に不信感が募るのは確かでしょう」(同)
パパラピーズと清泉女子大学、両者ともイメージを低下させる結果となった今回の一件。今後、ファンや学生が納得する説明と謝罪はされるのだろうか……?