「翔くんはメンバーじゃないの?」嵐、新曲PR動画に“櫻井不在”? 「ひどいミス」とファン憤怒
7月24日に新曲「IN THE SUMMER」を配信リリースした嵐。27日には嵐の公式Twitterがミュージックビデオに関する6秒のPR動画を公開したが、ファンからは「悲しい」「ひどいミス」と、手厳しい意見が続出する事態となった。
「IN THE SUMMER」は、レディー・ガガやアリアナ・グランデなどの楽曲を手掛けてきたラミ・ヤコブ氏による書き下ろしの楽曲。嵐のデジタル配信は、既存曲のリミックスやリプロダクションによる「Reborn」シリーズの楽曲が続いていたが、昨年11月の「Turning Up」以来のオリジナル曲のリリースとなった。7月24日より各配信サービスで配信がスタートし、同日には公式YouTubeでも「ARASHI – IN THE SUMMER (Official Music Video)」を公開。再生回数は300万回を超えており、注目度の高さを示している(27日午後5時時点)。
そんな中、27日午前4時台に嵐の公式Twitterは「YouTube Musicで『IN THE SUMMER』のMVをチェック!」と、MVの再生ページに飛ぶURLを貼り付けてツイート。しかし、ツイートに添付された6秒の動画がファンの間で物議を醸すことに。映像では大野智、相葉雅紀、二宮和也の歌唱シーンが順番に映った後、松本潤が最後に一瞬だけ登場。櫻井翔に至っては1秒も入っていない映像だったのだ。
これを受け、リプライ(返信)欄などには疑問の声が続出。嵐メンバーは、2020年末での活動休止を報告した昨年1月の記者会見の場で、「5人で嵐」だという気持ちが強い旨を話していただけに、「『5人で嵐』と言ってるのに、どうして翔くんなしの映像を公開するの?」「ミスだと思うけど、公式アカが翔くんのいない動画をアップするのはあまりにもひどい。5人で嵐なのに……」「翔くんは嵐のメンバーじゃないの? 全世界に嵐は4人だと知らせているだけ」「長年努力して、嵐を優先に活動しているメンバーにこの仕打ち? 信じられない。悲しさと不信感が湧いてくる」「このツイートに“いいね”は押せない。翔さんはいてもいなくても一緒だと言われている気分」と、クレームや憤怒が数多く上がっている。
「問題の6秒の動画は、25日に『YouTube Music』のTwitterアカウントが載せた映像とほぼ同じ素材でしょう。ほかのアーティストのMVとともに構成したものだったため、嵐のパートは短かったんです。ただ、嵐のTwitterでは35秒にわたる『IN THE SUMMER』のMVの一部を24日に投稿しており、こちらはむしろ櫻井のソロカットから始まる動画でした。今回の動画は嵐サイドが用意したのではなく、YouTube Music側が編集した宣伝動画だとフォローするツイートも出ていますが、『翔くんがいるバージョンもあるのに、こっちをわざわざツイートするのは無神経』『動画を作ったのが外部の人だとしても、5人が映っていない方を公式アカが載せたことにガッカリした』と嘆き、再投稿を求める声も少なくありません」(ジャニーズに詳しい記者)
一方で、こうした批判的なコメントを目にした人たちは、「わざわざ嵐の公式アカにリプしてるファンってバカなのかな?」「動画に翔くんがいないことに対して、公式アカに意見するのは恥ずかしい」「嵐メンバーも見えるところで怒り口調のメッセージはやめてほしい」「たった数秒の動画に翔くんが映っていないだけで『ひどい』とか『4人で嵐じゃない』と言うなんて、アホくさい」と、呆れた反応も見受けられた。
「櫻井に関しては、インスタグラムのストーリーに映る秒数が『短すぎる』と、一部ファンの間で愚痴が漏れていました。26日に『嵐のワクワク学校オンライン』の公式グッズが販売中だという告知を載せたのですが、櫻井の撮影風景は一瞬で終わり、ほかのメンバーに移ってしまうんです。Twitterの動画の件もあり、『ストーリーも全然映ってないし、翔くんが何かした?』と、困惑するファンの声が上がっていました」(同)
配信曲の「IN THE SUMMER」に続き、嵐は29日に米津玄師が作詞・作曲を担当したCDシングル「カイト」をリリースする。もし嵐の公式TwitterがこちらのPR動画をアップする際は、“5人の嵐”が見られるよう、配慮すべきなのかもしれない。