三浦春馬さん、出演予定だったTBSドラマは「お蔵入り」に? 事務所は「代役での放送」を希望か
7月18日に死去したことが報じられた三浦春馬さん。出演予定だった9月放送スタートの連続ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系、松岡茉優主演)は、現在、三浦さんの代役を立てるのか、お蔵入りにするかで協議中だという。
同作はすでに撮影が始まっており、3話目まで撮り終えているという報道もある。
「コロナ禍の影響もあって、通常よりもかなり早回しのスケジュールで撮影が進んでいました。これから代役を探し始めたとしても、スケジュール的な意味では余裕がはあると言えるでしょう。また三浦さんの所属事務所・アミューズは、『お蔵入りとなってはドラマ関係者に申し訳ない』との思いがあったのか、代役での撮影再開を希望したようです。また、もしドラマが放送されることになった場合、代役を立てたとはいえ、何らかの形で、三浦さんの最後の演技を視聴者に届けられると考えたのかもしれません」(TBS関係者)
しかし、共演者や制作陣は「憔悴しきっている」(同)ということもあり、すぐに代役を決定することは困難な状況だという。
「映画では、事前にさまざまな事態を想定した上で、制作サイドと出演者が契約を結ぶのですが、連ドラの場合はそういったことは行われない。今回のようなケースでは、制作サイドが関係各所の意見をできる限り全て汲んで、対応策を考えなければいけません。それでも、きょう20日中には、最終的な指針は固めることになると聞いていますが……」(同)
一方で、他局からはこんな声も聞こえてくる。
「三浦さんが自ら命を絶ったとされる当日、『TBSドラマの撮影に参加予定だった』という点を、TBSは報道NGにしていると言います。上層部から、編成やニュース制作に指示が出ているそうで、現在協議中ではあるものの、周囲からは『やはりドラマの放送自体、厳しい状況のようだ』『お蔵入りになりそう』とみられています」(別のキー局関係者)
ネット上では、『おカネの切れ目が恋のはじまり』については、代役での放送を希望する声が多数上がっている。果たしてTBSや共演者、またスポンサーら関係者一同は、最終的にどのような決断を下すのだろうか。