美容・健康
[月刊コスメレビュー]番外編
「日焼け止め」ベスト3&ワースト3をプロが発表! 話題の無印良品「美白日焼け止めミルク」の評価は?【ちふれ、ユースキン、ビオレ他】
2020/07/25 18:00
ここからは、篠原さんに「日焼け止めに関する素朴な疑問」をぶつけていきます!
Q. 日常生活レベルなら、「SPF・ PA値が低い」日焼け止めをこまめに塗るのと「SPF・ PA値が高い」日焼け止めを出かける前に1回塗るのと、どちらが焼けないのでしょうか?
篠原 なかなか日焼け止めを塗り直せない可能性が高い日には、「SPF・ PA値が高い」ものを選ぶといいでしょう。逆に、こまめに塗り直せる場合は、「SPF・ PA値が低い」ものを使ったほうが、肌への負担が少なくなります。ただし、日焼け止めは基本的に、皮膚の老化に影響する紫外線(UV-A)から肌を守る効果の目安となる「PA値」は、高いものを選んだほうがいいです。反対に「SPF値」は、短時間で肌に炎症を起こす紫外線(UV-B)を防ぐ“持続時間”を表しているので、用途に合わせて選ぶといいでしょう。
Q. 「日焼け止め効果のあるファンデーション・下地」 を使っていても、日焼け止めは塗るべき?
篠原 この場合、基本的には日焼け止めを別で使う必要はないです。ただし、ファンデーションを顔全体に塗らない方も多いと思いますので、“ムラ焼け”する心配があります。顔全体に日焼け止めを塗っておいたほうが、安心ではありますね。
日焼け止めを塗るなら、メイクの順番は「乳液タイプの日焼け止め→下地→ファンデ」または「下地→ファンデ→スプレータイプの日焼け止め」がいいでしょう。日焼け止めによる肌の乾燥を防ぐためにも、メイク前のスキンケアもしっかり行ってくださいね。
最終更新:2020/07/25 18:00