マキアージュの下地&○○○で「炎天下でも崩れないメイク」が完成! 人気コスプレイヤーが教える“マル秘技”
カネと欲望が渦巻くコスプレ業界――40代“現役”コスプレイヤー・椎名蜜が、業界の闇をぶっちゃけます!
ジメジメ&汗だくな日々、みなさまどうお過ごしでしょうか? マスクで顔が隠れるとはいえ、「メイク必須!」な方は多いと思いますが、この時期はどうやっても“メイク崩れ”に悩まされますよね。毎年、夏の「コミックマーケット」で炎天下のもとコスプレを楽しみ、終わってからは夜まで「コスホリック」に参加と、オタクイベントをハシゴしていた私ですが、朝6時ごろから終電まで活動しても崩れないメイクをするには、さまざまなコツが必要。私なりの方法ですが、今回は「夏でも崩れないメイク術」を伝授しようと思います。
「ウォータープルーフ」を使えばいいってもんじゃない!?
まず第一に、メイク前のスキンケアが大事! テカりやすいからといって保湿をおろそかにすると、肌が潤いを補おうとして皮脂を過剰分泌してしまうそうで、夏でも乾燥には気をつけています。ズボラな方や、どうやってケアしてよいかわからない方におすすめなのは、オールインワンタイプのスキンケア用品。私はドクターシーラボの「VC100ゲル」(5,280円/税込)を愛用していますが、さっぱりしつつ保湿できるタイプなので、夏にも重宝すると思います。
スキンケアが終わったら、次は下地作りですが、マキアージュの「ドラマティックスキンセンサーべース EX」(2,860円 /税込) をおすすめします。顔色がよく見え、どんな肌質にも合う“優秀下地”といえるでしょう。化粧崩れを防ぐ下地といえば、花王の「プリマヴィスタ」(3,080円/税込)もよく挙がりますが、私はマキアージュのほうが好みでした。
下地を塗ったら、気になる部分をコンシーラで隠していきます。スポンジでなじませ、余分な油分はティッシュオフ。その後、フェイスパウダーで仕上げる……といった感じで、ファンデーションは使いません。試行錯誤していた頃は、ファンデーションもとにかく「ウォータープルーフ」を使っておけばいいと思っていましたが、そうではないという結論に至りました。どんなファンデーションを使っても、ベースメイクをしっかり仕上げてしまうと、夜には結局、恐ろしく汚い感じに崩れます。もちろん、個々の肌質などにもよりますが、長年の研究(?)から、「スキンケアはしっかり、ベースメイクは薄く」が一番だと思っています。
ベースメイクが終わったら、メイクアップに移ります。コスプレのメイクと普通のメイクでは少し違うのですが、デパコス、プチプラコスメをどちらも使ってみた結果、総合的に好みだったのはKATEでした。普段から濃いめのメイクが好きなのですが、KATEの化粧品は撮影に映える色味も多く、コスプレイヤーにはありがたいのです。ちなみにデパコスだと、MACとSUQQUの発色が好みですね。
で、「崩れないメイク」の話に戻ると、化粧を終えた後に「メイクキープスプレー」を使えば解決です!(急に雑!) その名の通り、メイクの上からスプレーすることで、キレイな状態を保つことができる魔法のスプレー。保湿効果やUVカットできるものもありますし、最近はマスクによるメイク崩れを防いでくれるアイテムとしても注目されているとか。特にこの夏は、マストバイな商品でしょう。
いろいろ試してきたけど……結局「美容外科」が最強!
10代の頃から化粧品に興味を持ち始め、いろいろ使ってきたわけですが、結局のところ土台となるお肌がしっかりしていないと、何をやってもキレイに見えないことがわかりました。肌の欠点を隠すために厚塗りをするとさら汚く見えるし、時間がたつとメイクが崩れてさらに悲惨なことに……。
なので最近は、ハイドロキノン療法と、トラネキサム酸を飲んで内側から肌をキレイにすることに労力とお金をかけています(専門家による正しい指導のもと行ってくださいね!)。ちなみに、ハイドロキノン療法が落ち着いたら、話題のダーマペン4もやってみようかとも思っています。高いスキンケア用品も使いましたが、毎月1回、美容外科の安いレーザーを当てるほうが効果がある気がします。こうやってどんどん、ラクしてキレイになれる方法へと落ち着いていくんですよ!
またも“外出自粛ムード”な昨今ですが、「普通に通勤してるんですけど!」という方も少なくないと思います。暑い中、マスクでメイクも崩れがちでしょうから、ぜひ参考にしてください。頑張って出勤した自分へのご褒美として、レーザーを当てに行くのもおすすめですよ(笑)。