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[ジャニーズ最新言行録]

TOKIO・松岡昌宏、「この曲がなかったら、芸能界にいない」幼少期に出会った“運命の一曲”を告白

2020/07/07 15:46
小沢由衣子(ライター)
甲本ヒロト、実はジャニーズに影響与えまくり説

 TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『TOKIOWALKER』(NACK5)。7月5日の放送では、松岡が憧れのミュージシャン・甲本ヒロトに会った時のエピソードを語る場面があった。

 この日、シンガーソングライター・中村あゆみの楽曲「翼の折れたエンジェル」(1985年)がリクエストされると、松岡は「やっぱり、小学校から中学校の頃に聞いてた曲って、永遠に残るんですよね」としみじみ。自身の小学・中学生時代は「どっちかっていうと、邦楽で育った人間」だそうで、当時好きだったミュージシャンには、中村をはじめ、渡辺美里や矢沢永吉、松任谷由実などがいるという。

 一方で、幼少期は「意外かもわかんないですけど、ロックっていうのが好きじゃなかったんです」とのこと。しかし、小学5~6年生の時にロックバンド・THE BLUE HEARTSの「人にやさしく」(87年)を聞いて「なんだ、この人たちは!?」と衝撃を受け、その後、大ファンになったのだそう。

 続けて、松岡はドラマ『はいすくーる落書』(TBS系)の主題歌にもなった、THE BLUE HEARTSの「TRAIN-TRAIN」(88年)を挙げ、「僕は『TRAIN-TRAIN』という曲がなかったら、この世界にいないかもしれないからね」と熱弁。芸能界に入る前、松岡は「TRAIN-TRAIN」を聞きながら、自宅から小さく見える東京タワーを見つめ、「絶対に東京タワーの近くに行ってやる」と東京での成功を夢見て“野心”を膨らませていたそう。また、ジャニーズ事務所のオーディションでは、故・ジャニー喜多川社長に「You、なんか歌える?」と聞かれた際に「TRAIN-TRAIN」を歌ったものの、「もういいよ」とすぐに止められたと、笑いながら明かしていた。

 そんな松岡は、長年敬愛しているTHE BLUE HEARTSのボーカル・甲本に、今から2年半ほど前に会うことができたという。初対面で松岡は、「実は自分、THE BLUE HEARTS聞いて、THE BLUE HEARTS歌って、ジャニーズ入って、今があります!」と思いをぶつけたところ、甲本から「いつも『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)見て勇気づけられてるよ!」と返されたそう。松岡は「うれしかったね!」「THE BLUE HEARTSは自分の原点だし」と回想。

 その後、松岡は改めて「あの頃のハングリー精神みたいなものは、いつまでも持っていたいなあとは思いますね。やっぱり、いくつになっても『あれさえ持ってりゃ負けねえだろ』みたいなとこが、どっかにあるんじゃないかな」と、憧れや野心を持ち続けたいと話をまとめたのだった。

 いつにも増して熱いトークが展開された、今回の放送。松岡の“原点”を知ることができた、貴重な放送内容だったといえるだろう。

小沢由衣子(ライター)

ギャル系雑誌出身の編集兼ライター。カルチャー、芸能などが守備範囲。日々の癒しは漫画とサウナと激辛ラーメン。

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最終更新:2020/07/07 15:46
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