石橋貴明、YouTube進出にテレビ界は批判的!? 「あっさり乗り換え?」「恩恵受けたのに」の冷ややかな声も
6月19日にYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を開設し、YouTuberデビューを果たしたとんねるず・石橋貴明。長らくテレビ業界で活躍してきた石橋だが、開設からわずか2週間でチャンネル登録者数50万人を突破するなど、インターネット動画の世界でも支持を得ている一方、「業界内では、石橋を白い目で見る者も少なくない」(テレビ局関係者)という。
「石橋は、6月18日にTwitterアカウントを開設。同日深夜には『木曜JUNKおぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)に生出演し、YouTuberデビューを発表しました。19日に1本目の動画が投稿されるまでの間にも、ネット上で大きな話題を集めていました」(芸能ライター)
そうして公開された動画「石橋貴明、58歳。YouTube、はじめるでしょ。」は、7月3日午前11時の時点で再生回数256万回を突破。その後投稿された動画では、石橋が得意とする“プロ野球ネタ”が3本続いており、いずれも順調に再生回数を伸ばしている。
「“芸能人のYouTube参入”自体は、今では決して珍しいことではありませんが、大御所や大物と呼ばれる芸能人は、一定の距離を置いている印象です。特に、明石家さんまはバラエティ番組などで、『YouTubeは敵』と断言しています。というのも、今の大御所たちはテレビに育てられ、テレビに食わせてもらってきたわけで、『最後までテレビで頑張らないといけない』といった意識が強いようなのです」(前出・テレビ局関係者)
そういう意味では、石橋もまさに“テレビの寵児”だったはずだ。しかし、2018年3月に『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了して以降、同4月から放送を開始した『石橋貴明のたいむとんねる』(同)が今年3月で“打ち切り”に。翌4月にスタートした『石橋、薪を焚べる』(同)も、やはりほとんど話題になっていない。
「石橋はテレビで“ジリ貧”に追い込まれる中、“ついにYouTubeに手を出した”ような格好となっていますが、業界からは『テレビの恩恵を受けておいて、あっさりYouTubeに乗り換え?』と、批判的な声も出ています。そもそも、今の石橋が『薪を焚べる』というレギュラー番組を持つことができているのも、フジサンケイグループ代表・日枝久氏から寵愛を受けているからこそ……と言われていて、日枝氏の影響力がなくなれば、即座に打ち切られる可能性は十分にあるのです」(テレビプロデューサー)
YouTuberとして好調なスタートを切った石橋だが、テレビでの居場所を捨てる覚悟はあるのだろうか。