今井翼、ジャニーズから「円満退所」のお手本!? 異例の「連続ドラマメイン抜てき」がかなったワケ
俳優の今井翼が、8月スタートの連続ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』(読売テレビ・日本テレビ系/全5話)に出演することが決定。今井は、主演の眞島秀和演じる「カワイイものが好きすぎる」という主人公・小路三貴の“同志”となるデザイナー・河合ケンタ役を務める。
今井はジャニーズ事務所に所属し、現ジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明とのユニット「タッキー&翼」として活動していたものの、2014年からメニエール病に悩まされ、18年9月に「自分自身の体調をより万全にする時間を選択したい思い」から退所。現在放送中のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』にも出演しており、「ジャニーズからの退所後、順調に活躍しているレアなケース」(芸能ライター)と言われている。
「“元ジャニーズ”のテレビ出演をめぐっては、局側がジャニーズに忖度して起用を控えたり、一方でジャニーズが局側に圧力をかけて露出を制限させたりということもありましたが、公正取引委員会の目が厳しくなっているご時世だけに、そうしたケースはほとんどなくなりました。しかしその半面、やはりジャニーズと喧嘩別れしたようなタレントに関しては、局側が起用を躊躇するということはあるようです。そう考えると、大河出演に続き、民放連ドラのメインキャスト抜てきと、とんとん拍子で仕事が決まる今井は円満退所だったと言うほかありません」(同)
今井はジャニーズ退所後、20年2月に復帰舞台となった『NOBUNAGA』で共演した歌舞伎俳優・片岡愛之助のサポートの元、今年4月に大手芸能事務所・松竹エンタテインメント所属となったことを発表している。俳優業が絶好調なのは、有力芸能事務所所属だからとも考えられるが、「そもそも松竹に移籍が決まったことも、ジャニーズから円満退所した証しではないか」(同)という。
「今井の退所は事後報告だったため、当時はファンから大ブーイングが巻き起こったものですが、そうした声に応えるため、同年末の『ジャニーズカウントダウンライブ』に、タッキー&翼として登場しラストステージを飾った。すでに退所しているのにこの待遇は異例中の異例と言えます。今井はジャニーズ在籍時にスキャンダルなどもほぼなく、Jr.時代から高い人気で事務所に貢献してくれた優等生ですから、ジャニーズとしても新しい道を選んだ彼を応援するということでしょうし、今井こそ『ジャニーズからの円満退所』のお手本なのでは」(同)
先日、ジャニーズ事務所を退所した手越祐也は、記者会見で「円満退所」を強調していたものの、退所に際して弁護士を立てていたことなどが判明し「実質的なクビ」との見方も強い。こうした手越の退所騒動を受けてか、ネット上では「円満退所とは翼くんのようなケースを指す」といった声が散見される。今後も、今井がさまざまな分野で活躍することを期待したい。