人気ジャニーズJr.、「滝沢さんからHiHi Jetsのほうが評価されてる」発言に怒声続出! 『ダウンタウンDX』出演が波紋
同世代のメンバーが多く、仕事上の関わりも深いジャニーズJr.内ユニット・HiHi Jetsと美 少年。2組のうち5人が7月2日放送のバラエティ『ダウンタウンDXDX』(日本テレビ系)に出演するが、番組での発言をめぐって、ネット上のファンから怒りの声が続出している。
今回は、『ダウンタウンDX』のスペシャル版で、HiHi Jets・猪狩蒼弥&作間龍斗、美 少年・岩﨑大昇、浮所飛貴、那須雄登が第1部の「もっと売れたい!ジャニーズJr.自己PR合戦!」コーナーに登場。HiHi Jets・高橋優斗は体調不良で収録に参加できなかったそうだが、同番組常連ゲストのA.B.C-Z・河合郁人も出演。先輩のアシストを受けつつ、5人がダウンタウンへアピール対決を繰り広げるという。
放送2日前の6月30日には、ニュースサイト「ORICON NEWS」などで番組内容を紹介する記事が公開されたが、その中でのHiHi Jets・作間と、美 少年・浮所の発言が物議を醸している。記事によると、「グループの魅力対決」の際、浮所は「顔面偏差値の高さ」を挙げ、「ジャニーズJr.でもここまでイケメンが揃ったグループはいない! 美少年は薔薇ならHiHi Jetsは雑草!」と、言い放ったとか。
「一方、作間は番組中のトークで『滝沢さんからは美 少年よりHiHi Jetsの方が評価されている気がする』と、Jr.の育成を手掛けるジャニーズ事務所・滝沢秀明副社長に可愛がってもらっている旨を主張したといいます。河合も『HiHi Jetsはジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)からもかなり大事されていた』と証言し、かつて上演された舞台『JOHNNYS’ World-ジャニーズ・ワールド-』のエンディングもHiHi Jetsの曲だったことを振り返っていたそうです」(ジャニーズに詳しい記者)
これに対し、ネット上では「浮所の発言、最低」「バラエティーとはいえ、なぜ浮所は『HiHi Jetsは雑草』なんて言ったの? もっと違う言い回しがあったはずだし、全然笑えない」「どんな流れなのかはわからないけど、冗談でも『雑草』はよくない」「『HiHi Jetsは雑草』なんて言葉は、嘘でも言ってほしくなかった」と、浮所を非難する声が上がっている。そのほか、「こんな形のPR合戦は悔しいし、2組の魅力は伝わらないと思う」「美 少年はHiHi Jetsを下げるために存在してるんじゃない」「自分たちの魅力をアピールするのにほかのグループをけなすのはダメ。誰も幸せにならない企画では?」と、番組の方針を問題視する意見も。
また、滝沢副社長のお気に入りタレントは、Jr.ファンの間で「タキニ」と呼ばれているが、「台本があったとしても、作間くんの口から“タキニ”発言は聞きたくなかった」などと落胆。作間といえば、昨年9月に同じグループの橋本涼とともにプライベートの寝顔写真が流出し、同年末まで活動自粛処分を受けただけに、「『俺らのほうが滝沢さんに推されてる』だなんて、あぐらをかいたことは絶対言わない。なんで思ってもないことを言わせるの?」と、憤っている。
いずれにせよ2人の本心ではなく、あくまで番組サイドや事務所側の意向もあり、「HiHi Jetsは雑草」「美 少年よりHiHi Jetsの方が評価されている」といったコメントにつながった可能性が高いと見ている人も少なくない。こうした2組を対立構造にして売り出す手法は、今年1月に滝沢のサポートでジャニーズ初の合同デビューを果たしたSixTONESとSnow Manで行われているだけに、ファンは思うところがあるようだ。
「SixTONESとSnow ManはCDの名義に『VS』を付けたことから、売り上げ枚数で双方のファンに競い合い続け、疲れ果てたファンはナーバスに。敵対構造にあるグループのアンチを生む流れにも発展したほどです。今回の騒ぎによって、Jr.ファンは『Hi美までVS売りするの?』『スノストの失敗例を反省しないで、VS売りしようとする事務所が一番悪い』『VS売りはファン同士を争わせることになる。スノストで学ばなかったの?』と、滝沢副社長に怒りの矛先を向けています。さらには滝沢がプロレス好きであることから、『アイドルまでヒール役を設定してVS構造にしないで。需要ない』と、バッサリ斬り捨てられていました。ちなみに、デビュー前のKing&Princeも、Jr.時代に『Mr.King vs Mr.Prince』として活動した時期があります」(同)
HiHi Jetsと美 少年には『裸の少年』(テレビ朝日系)というレギュラー番組があり、昨年まで2年連続で「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」の応援サポーターをともに務めた間柄。コンサートも合同で行った経験があるほか、「HiB HiB dream」をはじめとして、コラボレーション楽曲も存在する。このように“セット”で扱われきた場面もある上に、ファンはメンバー同士の仲が良いことを知っているため、対立の構図は望んでいないのだろう。
とはいえ、実際の発言の意図や、どんなテンションだったのかは「番組を見ないとわからない部分もある」との声も。予告記事を受け、放送前の時点で不穏な空気が流れてしまったものの、『ダウンタウンDXDX』を見たファンたちが素直に笑える内容になっているのか、注目が集まる。