手越祐也、会見の裏側で急浮上したジャニーズに代わる後ろ盾「ホリエモン」
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
検察庁法改正案に対し多くの芸能人たちが声を上げたが、その立役者の一人、古舘寛治が日刊ゲンダイDIGITALのインタビューに登場し、こんなことを。「やるべき仕事が全くできない安倍政権が長く続いているのは、安倍首相がものすごい力を持っているわけじゃない。彼があのポストにいることで、得する人間がいっぱいいる。周囲の権威主義者たちがそれを支えている」。周囲からは「(政治的発言は)やめてくれ」と言われたという古舘だが、相変わらず声を上げる姿勢、素敵です。
第513回(6/25〜6/30発売号より)
1位「手越祐也 退所決断できた『もうひとつの理由』『母への豪邸』1億円ローン今春完済」(「女性自身」7月14日号)
同「手越祐也 緊急会見で語られなかった“真実”」(「週刊女性」7月14日号)
2位「前田敦子 フライング別居 不機嫌すぎる妻と逃げる夫 勝地涼」(「女性セブン」7月9日号)
3位「あの名ぜりふはもう聞けない! 再放送できない名作ドラマ」(「女性セブン」7月9日号)
徐々に“通常の”芸能ネタが増えてきた女性週刊誌。なんだかホッとするが、今週もトップは手越祐也でいきたい。先週6月23日、会見を開いた手越。その内容や態度には賛否の声が上がったが、これを受けて、「女性自身」「週刊女性」が手越会見の“裏側”を報じている。
まずは「週女」。会見でも手越は事務所から弁護士を立てるように言われ、藤島ジュリー景子社長とも直接会うことはかなわなかったと明かしていたが、ジャニーズ事務所の“冷たさ”についてこう記している。
「辞めることを伝えた途端、距離を置かれた」
「“自分も(他退所者のように)辞めることを伝えてしまったから、事務所は守ってくれない”と思ったのでは」
だからといって、緊急事態宣言下での外食の言い訳にはならないと思うが、しかし手越をあれだけ好き勝手にさせ、スキャンダルを封殺してあげてきたのに、辞めるとなれば手のひら返し。やはりジャニーズ事務所、いや芸能事務所というものはエグい。一方、そんなこともわかっていないで、焦ってしまった手越も甘い。
しかも興味深いのは、当初は弁護士同士の話し合いで6月末での退所が決まっていたというが、一転、6月19日に退所して構わないと事務所が提案してきたということ。その理由は「辞める前に情報が漏れることを恐れた」だって。さすが、情報統制のジャニーズだ(笑)。
おそらく今回のことで、ジャニーズの力を思い知り、自分が守られてきたことも思い知ったに違いない手越。そこで手越の後ろ盾として取り沙汰されているのがホリエモンこと堀江貴文氏だ。「自身」では手越のホリエモンへの心酔ぶりを、会見後のホリエモンのツイッター内容や、手越が2年前に『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で語った言葉で紹介、そして実業家を目指すようになったのも明らかにホリエモンの影響だと記している。
手越とホリエモンは以前から飲み友達だというのは有名だが、しかし手越にジャニーズという後ろ盾がなくなった現在、このホリエモンとの関係は心配になる。ホリエモンは筋金入りの弱肉強食、新自由主義思想の持ち主だから。生活保護者を一刀両断し、正当な年金を求める人々を“税金泥棒”と罵った人物だ。金持ちはえらい、強者がえらい、簡単に言えばそういうことだろう。そして弱者を徹底的にバカにする。
そんなホリエモンを手越が師匠と仰ぎ、心酔する。やばいでしょ。案の定、「ホリエモン新党」から東京都知事選に出馬した「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志氏が「一緒に日本を変えていきましょう!」と手越にエールを送る事態に。
やばいでしょ。これまでとは別の変な方向に行かなければいいのだが、手越――。