同棲中の彼氏が「料理をカビさせる」のが不快! プウ美ねえさんが「3つの手段」をアドバイス
家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。
<今回のお悩み>
「買い物袋の中で、マグロの刺身丼が半日放置されていた」
プウ美ねえ様、初めてお手紙致します。いつもコラム楽しく拝読&人生勉強させていただいております。今回メールしましたのは、同棲して1年半になる彼氏についてです。彼ってばなんと、”食べられるモノ”を捨てる子なんです。別に私が作ったモノがまずくて、陰でコッソリとかではなく、彼自身が食材を買ってきて、人の圧力鍋一杯に調理した上、1~2回しか食べず、1週間後に白カビを生やし大量に廃棄していました。
そのほかにも、冷凍餃子などを一袋丸々一度に焼き、食べきれず、自身でも忘れているということがしょっちゅうあります。その際などに「食べきれなければ手伝うよ?」とか「火入れしたほうがいいんじゃない?」と見かねてアドバイスするのですが、「食べるから!!」の一点張りで、同じことを繰り返しています。
また先日、そこそこ暑かった日、彼の買い物袋の中でマグロの刺身丼が半日放置されており、流しのシンクには納豆ご飯がぶちまけられ、床にはプリッツが散乱していました(もちろん、片付けるのは私です、笑)。堪らずに家での飲食及び調理を一切禁止したのですが、3日後にはかわいそうになってしまい、「散らかさず、自分で責任を持って片付けること」を条件に解除したのですが、その翌日に冷凍餃子で同じことを繰り返しています。
正直、別れたいレベルで彼のことが生理的に不快です。ノイローゼになりそうです。割とマジで(笑)。(ふぉにゃんこミ~・ポーヤさん、38歳)
【プウ美ねえさんの回答】
食材の無駄やお残しを見るのはつらいものです。そういうむごたらしいことをする男性とは一刻も早くべつべつの道……とまで書いたことろで、ペンが止まりました。おねえさんはお残しを憎む食いしん坊ですが、同時に無類のフードセックス好きでもあるのです。バナナを口うつしで食べさせあい、体に塗った練乳を舐め、こんにゃくゼリーや氷を口にふくんでフェラティオします。大量のやきそばにまみれてセックスしたこともあります。とても彼の所業を責められません。もしかしたら、彼も食べ物を無駄にすることで何かを癒したり忘れようとしたりしているのではないかしら(いま鼻をほじりながら考えました)。前世でマグロに飲まれたとか、プリッツで致命傷を負ったとかかもしれません。おねえさんもやきそばにまみれたくなる理由がわからないのです。
あなたがとれる手段は3つです。彼が料理にあきるか、節約を覚えるまで待つ(何年かかるかわからない)。彼の尻拭い、同棲、おつきあいのいずれかをやめる(早い)。一緒に料理して無駄を抑える(やや恋人らしい)。片付け役をかってでたり、ほだされて禁止令を解除する今のあなたには、残念ですが説得は無理です。台所で一緒に並んで料理をなさい。余りそうなものは彼の目を盗んでどんどん冷凍、もしくはアレンジして明日のお弁当に、さらに小分けにして向う三軒両隣におすそわけします。もし手伝いを拒絶されたら「それなら私も食べ物を栄養摂取以外の目的に使うわ!」といってマグロを彼の体に盛ったり、プリッツを尿道に挿したりしましょう。納豆は口にふくんでフェラティオしてごらんなさい。何度かやりましたが、オツなものです。
【今月のエプロンメモ】
誰かと同棲すれば、かならず思い通りにならない不快な面も見えてきます。無灯火運転、タバコのポイ捨て、セックス拒否、詐欺、殺人。寄り添うか離れるかの限界を決めるのはあなたです。そしてもちろん、悪癖だけでなくお互いの良いところを探し、認め、育てるようにすることが大切です。
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