広瀬香美、YouTube界隈で一波乱! ある“呼びかけ”に「怖い」と心配の声続出
「ロマンスの神様」「ゲレンデがとけるほど恋したい」などのヒット曲で知られる歌手・広瀬香美が、2019年12月にYouTuberデビューを果たした。近年、ほとんどテレビで姿を見かけなくなった広瀬だが、その高い歌唱力を生かし、YouTubeでは近頃「歌ってみた」という“カバー動画”を投稿。これがネット上で好評を博し、たびたび話題になっている。
「6月23日現在、広瀬のYouTubeチャンネル登録者数は26万人で、芸能人YouTuberとしては中堅ぐらいの数字です。しかし、米津玄師の『Lemon』をカバーした動画が348万回再生、Official髭男dismの『Pretender』のカバーが376万回再生を記録するなど、『歌ってみた』動画がかなり数字を伸ばしています。もともと、『歌ってみた』は動画投稿サイトの文化を盛り上げてきた人気ジャンルなのですが、そこへ大ヒットを飛ばした歌手が“参戦”したということで、注目度が高かったのでしょう。コメント欄には『一時代を築いた歌手は偉大。広瀬香美は“本物”だと感じました』『これがプロか……圧巻です』『無料で聞いていいのか? 贅沢すぎる!』など、大興奮の声が並んでいます」(芸能ライター)
そんな中、広瀬は有名YouTuberのオリジナル楽曲をカバーすると宣言。TwitterとYouTubeのアンケート機能を使って、ネットユーザーの投票で楽曲を決めるといい、6月15日には自身のTwitterで「新米YouTuber広瀬香美が今あるのは、先輩YouTuberの皆様が長年YouTubeを盛り上げてくださったお陰です。感謝の気持ちを込め、1位になった曲を歌います♪」とツイートしていた。
「候補となったのは、『YouTubeテーマソング/ヒカキン&セイキン』『雨が降るから虹が出る /スカイピース』『ミツアキTVラップ/瀬戸弘司』『プロレスリングシバター テーマ曲/ウタエル』の4曲。いずれも知名度の高いYouTuberの楽曲ですが、投稿した動画がたびたび物議を醸すシバターがプロデュースしたウタエルの楽曲が候補に入っており、ネットユーザーは衝撃を受けていました。『広瀬香美、シバターの動画見たことあるの!?』『ある意味YouTuberへのリスペクトを感じるチョイス』『ネタ枠なのかもしれないけど、普通に聞いてみたい』と注目を集め、Twitter上ではしばらく『シバター テーマ曲』がダントツで票を集めていました」(同)
しかし、これがネット上で“混乱”を起こすことに。広瀬が「シバター テーマ曲」を歌う可能性が高まり、ネットユーザーから心配の声が寄せられたのだ。
「投票数が増えるにつれ、『冬の女王にシバターって言わせようぜ!』『広瀬が炎上するところ見たい』と“悪ノリ”する人が出始めたんです。シバターは“物申す系YouTuber”とも呼ばれており、特定の相手や出来事に対し、批判的な意見を述べる動画を多数アップしています。しかし、そうした動画が誹謗中傷にあたるとして、訴訟問題に発展するなど、ネット上での評判が高いとは言い難い。そのため、『このままいくと結果が怖い』『シバターに関わらないほうがいいのでは……』と、広瀬を心配する声が出ていたんです」(同)
アンケートは6月17日に締め切られ、TwitterとYouTubeの票数を合算したところ、ヒカキン&セイキンの「YouTubeテーマソング」が8,380票で第1位に。なお、「プロレスリングシバター テーマ曲」は6,024票で第2位となり、ネットユーザーにとっては、“安心”できる結果になったようだ。
新たな試みと同時に、YouTube界隈を少しだけ騒がせた広瀬。「歌ってみた」動画は毎回大きな反響を呼ぶだけに、「YouTubeテーマソング」公開後にも一波乱あるかもしれない。