KinKi Kids、新曲「KANZAI BOYA」初日13万枚売り上げ! リリース延期が生んだジャニーさんとの“運命的”展開
KinKi Kidsのニューシングル「KANZAI BOYA」が、6月16日付のオリコンデイリーシングルランキングで初登場首位を獲得。売り上げは前作を1万7,000枚以上も上回り、好スタートを切った。同曲は新型コロナウイルスの感染拡大により、発売日の変更を余儀なくされたが、2人にとっても、ある意味で運命的な日にリリースできたようだ。
タイトルである「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」は、キンキが誕生する前に故・ジャニー喜多川前社長が名付けたユニット名。関西出身の2人にかけて命名したもので、堂本光一&堂本剛は過去に何度もネタにしてきたほど、ファンの間でも有名な名前だ。昨年7月にジャニー氏が亡くなった後、同年12月~今年1月開催のコンサートツアー『KinKi Kids Concert Tour 2019-2020 ThanKs 2 YOU』では、剛が作詞・作曲を手掛けたファンクナンバー「KANZAI BOYA」を披露。後に同曲のシングル化が実現した。
「当初の発売日は光一と剛が『初めて出会った日』とされている5月5日だったものの、緊急事態宣言の発令を受けて、リリースは延期に。後日、発売日が6月17日に決まり、初回盤A(CD+DVD)、初回盤A(CD+Blu-ray)、初回盤B(CD+グッズ)、通常盤(CD)が無事に販売開始となりました。初日は13万143枚を売り上げ、堂々のトップに君臨。2位は韓国出身の9人組男性グループ・SF9の『Good Guy』(同日発売)で、こちらの記録は1万7,736枚のため、『KANZAI BOYA』の週間1位は確定でしょう。ちなみに、昨年12月発売のキンキのシングル『光の気配』の初日売り上げは11万3,106枚で、初週記録だと17.2万枚をマークしていました。キンキは『デビューからのシングル連続1位獲得作品数』で歴代1位を保持していますが、今作での42作連続更新も夢ではなさそうです」(ジャニーズに詳しい記者)
一方、キンキといえば、最近は光一の女性関係が話題になったばかり。2009~10年に、光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』でヒロイン役を演じた女優・佐藤めぐみとの間に、交際や同棲説が浮上したのだ。以前より一部ファンの間で囁かれていたそうだが、今年5月2日に2人がそれぞれの公式アカウントで行ったインスタグラムのライブ配信で騒動に発展。配信映像に映る部屋のレイアウトが「似ている」と注目を集めた。これに伴い、一部ネット上のファンが過去の光一の発言と、佐藤のインスタ投稿を検証。愛用アイテムの鉄フライパンや、映画『シンプル・ギフト はじまりの歌声』(18年公開)の鑑賞時期などに共通点が見つかり、両者の親密関係を疑う声が相次いだ。
「佐藤のインスタのコメント欄には、交際の有無について言及してほしいというリクエストも届いていますが、本人はこれらの要望をスルー。光一も6月17日時点で、テレビやラジオなどで交際説を否定していない状態なんです。ウワサが広まった5月下旬以降、佐藤のインスタはしばらく更新が途絶えましたが、翌月の6月2日にストーリーをアップ。同3日の新規投稿からは、コメント欄が表示されない設定に変わるも、過去の5月12日のポストには光一に関する質問がまだ残っています。そんな中リリースされた『KANZAI BOYA』は『光の気配』の初日売り上げより1万7,037枚も増加していますから、光一の熱愛疑惑は、さほどセールス面には影響がなかったようです」(同)
そんな光一は、公式携帯サイト・Johnny’s webの個人連載「Show must go on」(6月15日付)にて、「KANZAI BOYA」のリリース日の再決定を知った際に、「あること」に気づいたと告白している。昨年6月18日に『SHOCK』のプロモーションで大阪にいたところ、「ジャニーさんが倒れた」と一報を受けた光一は、動揺を抑えて仕事に臨んでいたと振り返った。
「光一によると、ジャニー氏は倒れる前日まで仕事現場に足を運んでいたそう。連載の中で、『ジャニーさんが元気にしていた最後の日6月17日に「KANZAI BOYA」はリリースされます』『こんな偶然ある??』と感慨深げに綴っているんです。リリースが延期になったことで、結果的に運命めいた展開になったようですね。そんな同曲は、キンキなりに『ジャニーさんへの愛情』を表現した曲に仕上がっていて、剛が歌詞に込めた思いは、『誰よりも理解できているつもり』とのこと。CDショップなどには前日の16日に商品が並んでいたものの、正式な発売日は17日です。不思議な巡り合わせの日にリリースされた『KANZAI BOYA』は、キンキにとっても特別な作品になったのでしょう」(同)
ひとまず、初日のランキングでは好発進だった「KANZAI BOYA」。週間売り上げにも期待が高まる。