「吉川晃司、渋くて最高」の声続出! 新ドラマ『探偵・由利麟太郎』、“フジの死に枠”で初回9.6%は「大健闘」!?
フジテレビ系「火9ドラマ」枠で6月16日、吉川晃司主演の連続ドラマ『探偵・由利麟太郎』が第1話を迎え、世帯平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ネットユーザーの反応も良く、マスコミ関係者の間でも「フジの“死に枠”にしては大健闘」と評価されているようだ。
「5週連続で放送される同作は、推理作家・横溝正史氏の『由利麟太郎』シリーズを初めて連ドラ化。吉川が地上波の連ドラで初主演を務めるという点でも、注目を集めていました。第1話では、元警視庁捜査1課長の名探偵・由利麟太郎(吉川)の元に、“花髑髏”と名乗る人物から殺人予告メールが届き、助手の三津木俊助(志尊淳)とともに指定された場所へ向かうと、冷凍庫に閉じ込められていた日下瑠璃子(新川優愛)を発見する……といった展開を繰り広げました」(芸能ライター)
ネット上には、「吉川さんが渋くて最高」「50代とは思えないスタイルの良さ。画面に映える~!」と、吉川に対する好意的な声が続出。中には「原作と違うところも多いね」「吉川さんは、そこまで演技派ではない……?」という指摘もあったが、「いろいろ気にならないくらい、吉川さんの存在感がすごい」「とにかく吉川さんが格好良い」とのコメントが目立った。
「フジの『火9ドラマ』枠といえば、今年1月期に向井理が主演していた『10の秘密』をはじめ、1ケタ視聴率を連発する“爆死枠”のイメージが定着しており、4月期に放送が予定されていた『竜の道 二つの顔の復讐者』(主演・玉木宏)も『いま視聴者にウケそうなテーマではないし、大爆死しそう』と心配されていました。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、各局のドラマ放送や撮影が延期され、『竜の道』も7月スタートに変更。そんな中、すでに撮影を終えていたという『探偵・由利麟太郎』の放送が決まったんです」(同)
ちなみに『探偵・由利麟太郎』は今回、『10の秘密』が初回で記録した自己最高の8.9%を上回るスタートを切ったことになる。
「コロナ禍では、各局が“過去作の再放送”で凌いでいましたが、そろそろ世間も“新ドラマ”に飢えていた。『探偵・由利麟太郎』は、そんな視聴者の飢餓感にもマッチしたのかもしれません」(テレビ局関係者)
視聴者の心を満たし、フジにとっても救世主となり得る『探偵・由利麟太郎』は、この盛り上がりをキープしたまま、『竜の道』にバトンをつなげるだろうか。