進化し続ける真希絵

料理研究家・園山真希絵はいま……「食陰陽師」の肩書、背中にアート、料理の独創性は弱まる?

2020/06/13 10:00
サイゾーウーマン編集部

 俳優の塩谷瞬が誕生日前日の6月6日、Twitterで「37歳最後の日」と添えて自撮り動画を公開したところ、ネット上で「若く見える」「37歳に見えないかっこよさ」と話題になった。塩谷といえば2012年、モデル・冨永愛と料理研究家・園山真希絵に二股をかけていたことを報じられ、号泣しながら謝罪会見をしたことで注目を浴びた人物。あれから約8年、冨永はモデルや女優として現在も活躍しているが、園山はメディアでの目立った活動が見られないため、ネット上では「そういえば園山真希絵って、いま何してるの?」など、彼女の現状を気にする声も散見された。

「“二股騒動”当時は、完全紹介制の創作料理店『園山』を営んでいた園山。騒動直後に『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)に出演し、塩谷とのあれこれを話したほか、『(プロポーズされたのは)去年は6人ぐらい。今年に入ってからは2人』と自身のモテっぷりを披露したり、料理本を宣伝したことから、『塩谷は園山の売名に使われた』という説も流れました」(芸能ライター)

 その後、園山の名は「独特すぎる創作料理によってさらに広まった」(同)という。


「園山がブログなどで公開していた料理は、色味がどぎつかったり、形状がドロドロしていたり、『五円玉』をトッピングしたりと、一般的な美意識や衛生観念から外れていました。豆類が好きなようで料理によく使用されるのですが、それも『虫の卵に見える』とネット上で不評でしたね。また園山が多用していた、根菜や魚を“おっ立てる”盛り付けも『男性器を彷彿とさせる』と話題に。彼女の作り出す個性的な料理は“汚料理”とも呼ばれていました」(同)

 しかし、その後は徐々にメディアからフェードアウト。最近ではなかなか名前を聞くこともなかった。

「園山は独自の進歩を続けていますよ。現在は、予約制創作料理店『恵比寿そのやま』の店主を務めています。公式サイトによれば肩書は『食作家』とのこと。詳細は不明ですが『食陰陽師』とも名乗っています。また、メンタル心理カウンセラーや食育アドバイザーの資格を取得し、昨年からベビーシッター派遣サービス『キッズライン』に登録シッターの形で所属。同社公式サイトで、園山は『親御様へのお料理アドバイスや、お悩み相談も受けさせて頂きます』と呼び掛けています。さらに単位制・通信制高校サポート校『食学園』の学園長を務めるなど、とにかく手広くやっています」(同)

 一方で、世間を騒がせた“料理センス”は健在なのだろうか。創作料理に関しては、「以前よりインパクトが弱めかもしれません」(同)という。

「ブログで公開された最新の創作料理は、今年4月の『サバエッグライス』。サバ缶を用いたシンプルな料理で、以前のような独創性は感じられません。しかし、食に関する熱意は消えていない様子。5月からは、インスタグラムで『#フードロスを減らそう』『#日本の素晴らしい食材』というハッシュタグを付け、書道家とともに『背中に書道』なるアートを展開しています。公開されている第1弾は、女性(おそらく園山本人)が着物を半分脱いで露わにした背中に、墨汁で達磨の絵と『勝男武士』(註:かつおぶし)の文字が書かれた作品。これから1年にわたって、ひと月に一作ずつ『達磨と日本の縁起担ぎ食材をアートします』とのことです」(同)


 「背中に書道」が、どうフードロスを減らすことにつながっていくのかは今のところ不明だが、園山の今後を見守っていきたい。

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最終更新:2020/06/13 10:22
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