【スタバ】新作「イチゴフラペチーノ」に衝撃の事実! 「高カロリー」「栄養不足」でいいところナシ!?
「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。
スタバ新作・イチゴフラペチーノに衝撃の事実!? 「ランチにプラス」は要注意!
6月8日、スターバックスから新作「シュワッとイチゴフラペチーノ」「ゴロッとイチゴフラペチーノ」が発売されました。暑い季節にピッタリで、ゴクゴク飲めるフラペチーノ……と思いきや、衝撃の事実が発覚!? ということで今回は、スタバの新作2品について、川村先生に解説をお願いしました。
――スターバックスの新作「シュワッとイチゴフラペチーノ」「ゴロッとイチゴフラペチーノ」が早速人気のようですね。
川村郁子先生(以下、川村) この季節はやはり、冷たいフラペチーノがおいしいですよね。カロリーと栄養素を調べたところ、こんな感じでした。
「シュワッとイチゴフラペチーノ」(640円・税別)
445kcal/たんぱく質1.0g/脂質9.0g/炭水化物89.3g/食塩相当量1.1g
「ゴロッとイチゴフラペチーノ」(640円・税別)
458kcal/たんぱく質1.2g/脂質13.9g/炭水化物81.4g/食塩相当量0.4g
――445kcalと458kcal!? 飲み物としては、かなり高カロリーな気がします。
川村 そうですね。たとえば、マクドナルドの「ダブルチーズバーガー(単品)」が457kcalなので、「ゴロッとイチゴフラペチーノ」とほぼ同値になります。セブン-イレブンの「手巻おにぎり 果肉の旨み紀州南高梅」(1個155kcal)に換算すると、約3つ分。ですので、ランチを食べた後に「イチゴフラペチーノ」を飲むのは、カロリーオーバーになってしまいそうです。
――2種の「イチゴフラペチーノ」は、なぜこんなにカロリーが高いのでしょうか?
川村 どんな材料を使用しているのか、詳細がわからないのでなんとも言えないのですが、イチゴ果肉ソースの砂糖や、イチゴのラクトアイスが一つの原因でしょう。さらに、「シュワッとイチゴフラペチーノ」にはジェリー、「ゴロッとイチゴフラペチーノ」にはクリームが入っているため、脂質や糖質がプラスされて、カロリーが高くなっていると考えられます。
――2種の「イチゴフラペチーノ」から摂取できる栄養素はありますか?
川村 生のイチゴの場合はビタミンCの摂取が期待できますが、ジャム状になっていると、あまり多くは摂れないかもしれません。「ゴロッとイチゴフラペチーノ」にはクリームがたっぷり入っているので、カルシウムは多少摂れるかと思いますが……。残念ながら、カロリーのわりに、摂取できる栄養素が少ないですね。