NEWS・手越祐也、“美談”ムードに一変! 「契約満了で円満退所」「滝沢ノータッチ」報道の意図
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
持続化給付金の電通“トンネル法人”への委託問題だが、とうとうテレビでもこの問題を取り上げ始めた。当然だ。さらに使い道を決めていない予備費も10兆円! この政権の元、どう使われるかわかったものではない。さらにさらに、コロナ対策に世界最大級だと自画自賛する胡散臭さ。危機的状況だからこそ、権力への監視がより必要だ。
第510回(6/4〜6/9発売号より)
1位「手越祐也 きっかけは3月の“相談”『タッキーに逆ギレ』報道の真相」(「女性セブン」6月18日号)
1.5位「手越祐也 宅配ボランティアでかけたチャラくない“愛言葉”」(「週刊女性」6月23日号)
2位「安倍昭恵夫人 『首相夫への反乱』で自粛継続もアベノマスクも拒否!」(「女性自身」6月23日号)
同「石田純一 『ワインで乾杯』マスクなして深夜の酩酊」(「女性自身」6月23日号)
同「富川悠太アナ 『復帰もマスクなし』違和感ありあり出勤撮」(「女性自身」6月23日号)
3位「生田斗真 清野菜名と『おこもり秘愛5年』全舞台裏」(「女性自身」6月23日号)
同「生田斗真と清野菜名が結婚発表5年越しで“解除”した3つの理由」(「週刊女性」6月23日号)
「週刊女性」を見て、すっごく驚いた。ない、ない! 芸能記事がない! 冒頭からコロナ関連ばかり。そして、あった、135頁目にしてやっとワイド企画が。そのトップがNEWS・手越祐也記事だ。
その内容は活動自粛をしている手越が、自粛処分後、コロナ自粛生活で生活苦になった母子家庭に弁当を届けるボランティアをしているというもの。でも、手越のボランティア活動は、先週4日発売の「女性セブン」が報じたもので、その後追い記事だった。
「週女」は「セブン」報道を受け、ボランティアの主催者に取材、ボランティア初日に自転車で2時間ほどかけ5〜6軒の家庭に宅配したこと、宅配家庭には内緒のサプライズで、手越はサインや写真にも笑顔で応じていたことなどの情報を紹介している。訪問先で男の子と撮影した記念写真や、子どもからのお礼の手紙もゲットし掲載!
相当ネタがなかったのか、あまりに安易だ。しかも芸能記事のトップがこれ。そして美談仕立てだ。だが美談仕立てなのは「週女」だけでない。先発の「セブン」も同様なのだが、そこには気になる情報が。
これまで手越の活動自粛処分は、2度に渡るコロナ自粛中の飲み会で、ジャニーズ事務所、特に滝沢秀明副社長が激怒したと報道されている。しかし「セブン」ではこうした情報を全否定しているのだ。
「年齢もキャリアも違う2人ですが、昔はプライベートでも一緒に遊んでいた仲なんです」「そもそも今回の活動休止処分は滝沢さんが下したものではないと聞いています」(芸能関係者のコメント)
それだけでない。一部報道(先週の「女性自身」でも)では活動休止後、手越は事務所と話し合いさえしていないとされたが、これまた全否定。
「実はこの3月に手越さんは退所について事務所と話し合いを始めていました」「時期は来年3月。契約更新のタイミングなのですが、更新せずに契約満了で退所する、という内容です」(手越の知人のコメント)
つまり手越の退所は活動休止処分前に「来年3月」と決まっていたということだ。新説である。「セブン」には自転車に乗り、宅配ボランティアをする手越の写真も掲載されている。この「セブン」記事といい、「週女」の美談トーンといい、手越サイドの情報戦、逆襲が始まったということなのだろうか。今後、どんな展開になるのか、本当に来年3月円満退所するのか、楽しみだ。