【ローソン】ダイエッター&酒飲みは「冷凍フルーツ」を買うべし! 管理栄養士が教える“簡単アレンジ”
「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。
ダイエットにOK、お酒に入れてもおいしい! ローソン「冷凍フルーツ」が超使える
今回は、暑い季節に大活躍しそうなローソンの「冷凍フルーツ」に注目。そのままでも、アレンジを加えてもおいしく食べられる冷凍フルーツの魅力を、川村先生に聞きました。
――最近は、コンビニやスーパーでも、冷凍フルーツをよく見かけるようになりました。
川村郁子先生(以下、川村) 生のフルーツはとてもおいしいですが、足が早いので、特にこれからの季節は冷凍フルーツが重宝しそうです。「手軽に食べられる」「保存が利く」という点で、ズボラさんにもとってもおすすめです。
私自身が面倒くさがりというのもありますが(笑)、生の果物を買ってきても、包丁でカットしたり皮をむいたりする作業が面倒で、なかなか手をつけないんですよね。でも、冷凍フルーツはあらかじめカットされているので、食べたい時にすぐ食べられて便利。皮をむく必要がないので、生ごみも減らせます。
また、一度に全部食べきれなくても、食べたい分だけ食べて、残りは保存しておけるのもいいところ。特にローソンの冷凍フルーツは、パッケージの袋にチャックがついていて、その都度取り出して食べやすい包装になっています。保存用の袋に入れ直したりする手間がなく、とても便利でうれしいですね。
――冷凍されていても、果物がもつ本来の栄養は摂れるのでしょうか?
川村 果物の種類にもよりますが、冷凍フルーツにも生のフルーツと同じく、食物繊維やカリウム、ビタミンCなどが入っています。栄養価が高い旬の時季に急速冷凍しているので、栄養の損失が防げるんです。
また、ブルーベリーやぶどうなど、皮ごと食べられる果物は、皮に含まれるアントシアニンなどの色素成分、食物繊維も一緒に摂ることができます。例えば、ローソンの「ブルーベリー」は1袋あたり食物繊維が4.3gも含まれており、これはセロリ(1本あたり2.3g)やにんじん(1本あたり3.5g)よりも多い数字です。しかも、1袋あたりのカロリーは64kcal。アイスクリームやプリンといったデザートを食べるよりも、グッとカロリーをセーブできます。
――ダイエット中でもデザートを食べたい場合など、活躍してくれそうですね。
川村 もちろん、冷凍フルーツも食べすぎはよくないのですが、一般的なアイスクリームと比較すると脂質が少なく、砂糖を加えていないため、カロリーがセーブできるというのもメリットですね。
「皮ごと食べられる種なし ぶどう」は1袋あたり77kcal、「アップルマンゴー」は1袋あたり70kcalですが、例えば森永乳業の「MOW」バニラ味は、1個で230kcalもあります。ひんやりしたアイスの食感を楽しみながら、ダイエット中に摂っておきたい食物繊維やビタミンを補えるので、冷凍フルーツを食べれば一石二鳥といえます。
――そのまま食べてもおいしい冷凍フルーツですが、おすすめのアレンジ方法があれば教えてください。
川村 一番簡単なのは、無糖の炭酸水に氷代わりとして加えることです。フルーツ風味のキレイなサイダーが出来上がりますよ。「ミックスベリー」や「ブルーベリー」で作ると、彩りもキレイで、目でも楽しめるでしょう。ちなみに、ブルーベリーの色素はアントシアニン色素なので、レモン汁など酸性のものを少し入れると赤紫色になり、より鮮やかな色を楽しめます。
あとは、お酒に入れてもいいですね。ワインに冷凍フルーツを入れてサングリア風にしてみたり、スパークリングの日本酒に入れて日本酒カクテルにしたりすると、おしゃれでおいしいお酒が完成します。
少し手間をかけたものなら、「アップルマンゴー」とオレンジジュースを組み合わせて、オレンジマンゴードリンクにしてもおいしいです。1:1でミキサーにかければ、シャーベットのようなおいしいスムージーが作れますよ。簡単な朝食としてもよさそうですね。
冷凍フルーツが家にストックしてあると、デザート代わりにも、食物繊維やビタミン補給にもなります。ヨーグルトなどにトッピングするだけでもいいので、ぜひ試してみてください!