三浦知良の息子が本格デビュー! 「カッコいい」「華がない」賛否両論の嵐も、目指すべきはあの二世俳優?
サッカー選手の「キングカズ」こと三浦知良とタレント・三浦りさ子夫妻の長男・三浦りょう太(りょう=けものへんに寮のうかんむりなし)が、芸能事務所「トップコート」に所属したことが6月1日、事務所の公式サイトで発表された。昨年10月期の木村拓哉主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)に、レストランの新入りスタッフ役として短時間ながら出演していたりょう太。中村倫也、松坂桃李、菅田将暉ら人気俳優が多く所属するトップコートで、本格的に活動していくようだ。
「2日にトップコートの公式YouTubeチャンネルにアップされた動画では、『これからオーディションを受けて、自分の作品を自分の手でつかみ取って、いつかは日本を代表する俳優になりたい』と目標を語っています。堂々とした物言いなので、新人の初々しさはあまり感じられないですが、唐突に『1988年の東京ドーム公演の尾崎豊』のモノマネや変顔を披露していて、お調子者キャラを打ち出してきています」(芸能ライター)
YouTube動画のコメント欄には「カッコいい」「面白い」と好意的な意見も見られる。しかし、ネット上ではそれ以上に厳しい声も多く上がっているのが現状だ。
「新人が“芸能事務所に所属した”というだけでニュースになるのは二世の特権。『簡単に芸能界に進出して、事務所にも所属できてうらやましい』『二世ってだけで、すぐドラマに出られて』といった恵まれた環境をうらやむ声や、『華がない』『どこにでもいそう』『勘違い二世』『親の名前出さないと芸能界では通用しない』など、キツめのコメントも目立ちます。また、芸名の『りょう』の漢字が機種依存文字であることから、『記事に載るたびに、りょう(けものへんに~)って表記されるのかな』『大衆に認知してもらう芸能人になるんだったら、ほかの芸名にしたほうがよかったのでは』といった指摘も見受けられます」(同)
ネット上の賛否両論を見る限り、りょう太は二世であることを早々に明かしたことで、逆に重荷を背負ってしまったかのように見える。実力勝負のこの先は、さらにいばらの道となるのだろうか。
「そんな彼の一筋の光となる存在が、福岡ソフトバンクホークス監督・工藤公康の長男で俳優の工藤阿須加です。2013年の大河ドラマ『八重の桜』(NHK)で本格的に俳優デビューした時は、同じように『工藤監督の息子』として注目されましたが、今ではドラマ、映画の出演が途切れることがなく、もはや『親の肩書は不要』とも言われる存在です。本人の容姿に華があることに加え、分不相応な大役ではなく、脇役でコツコツと経験を積んできた結果、演技や存在感が磨かれた結果でしょう。二世俳優として昨今最も成功した工藤と同じ路線を、彼も目指していけたらいいですね」(同)
いつか、りょう太も‟カズの息子”という肩書が取れる日が来るのかどうか、注目していきたい。