箕輪厚介氏、オンラインサロンに「カルトみたい」「胡散臭い」と警戒の声……セクハラ問題“続報”で波紋
5月16日、ニュースサイト「文春オンライン」にて、エイベックス会長CEO・松浦勝人氏の自伝出版をめぐり、女性ライターへの原稿料未払いやセクハラがあったと報じられた、幻冬舎の“カリスマ編集者”箕輪厚介氏。同サイトは30日に続報を出しており、この内容がさらなる波紋を呼んでいる。
「文春オンライン」の続報によると、箕輪氏は第一報が出た4日後の20日に、自身が運営するオンラインサロン「箕輪編集室」の会員に向けて動画を投稿。その中で、告発した女性ライターに対して罵詈雑言を浴びせたという。
「問題の動画の一部は『文春オンライン』の公式YouTubeでも確認できますが、箕輪氏は『何がセクハラだよボケ』『あいつが一番キチガイじゃねえか、バカ』など、女性ライターへの人格攻撃と思われる発言を多数していました。また、『俺は反省してないです。ふざけんなバーカ』『俺はこのままいきます』とも語っており、女性ライターへ謝罪する意思はないと表明しています」(芸能ライター)
しかし記事によれば、この動画を公開したあと、箕輪氏は「箕輪編集室」の会員のみが閲覧できるFacebookの“非公開グループ”に、「強く強く反省しています」「僕の生き方自体を改めます」と謝罪文を掲載したとか。一方で、自身のTwitterや、火曜コメンテーターを務める情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、この話題をスルー。6月2日の放送は欠席しており、番組や箕輪氏からの説明もなかった。
「ネット上では、箕輪氏に『スッキリ』降板を求める声が続出しています。また、『本人が言わなくても、番組はきちんとこの問題を取り上げるべき』『限られた人しか見られない場所でコソコソやってないで、ちゃんと表に出てきなよ』といった非難も聞こえます。問題となった動画や謝罪がオンラインサロンの会員向けだった点について、『支持者の前で謝っても、許してもらえるに決まってる』との指摘もありますね」(同)
「箕輪編集室」は月額5,940円の会費を支払うことで、Facebookの非公開グループに参加できるほか、メンバーとの交流会、オンラインイベントに参加できるという。また、中学・高校生を対象とした月額1,000円の安価なプランも設けられている。
「現在、約1,500人の参加者がいるようですが、ネット上では『箕輪のオンラインサロンに金を払う人、まったく理解できない……』『この状況でもサロンのメンバーが支持してくれるから、強気な発言をするんだろうな』と言われています。中には『ちょっとカルト宗教みたいで怖い』『オンラインサロンって胡散臭いわ〜。学生さんに悪影響が出そう』と、警戒するような声も少なくありません」(同)
自分の“信者”に向けた発言が世間に知れ渡り、批判を浴びている箕輪氏。どちらが世論として大きいのか考えれば、自ずと次の行動は見えてくるはずだが……。