やってみてわかった! 休校中のオンライン自主学習が進まない、これだけの理由
世間は相変わらず新型コロナ一色ですよ! テレビのニュースもずっと新型コロナのネタばかりでいいかげん飽きました。オレはワイドショーが好きなのに、最近はコロナネタばかりでマジつまらん。芸能人の不倫とか、事件事故を放送してくれ!
それはそうと、小学5年生の娘ココの休校中の勉強について。4月中は学校から、目黒区教育委員会の「eライブラリ」(家庭学習サポート)というサイトにアクセスして各自勉強してくれ、との通達が来たので、オレもココにやらせてみたんですよ。算数の計算問題などをやってみたのですが、自宅のノートブック型パソコンをわざわざココの机に持って行って、ココはパソコン見ながら問題をノートに写して解いてる。途中、時間がたつとパソコンの画面が暗くなる。すると、「父ちゃん、パソコンが消えた!」と言うからやり方を教えたり、カーソルが動かないというから「2本指で動かすんだよ」と教えたり。まだ5年生で毎日のようにパソコンを使うわけじゃないので、いちいち操作を教えながらの勉強は正直オレがめんどくさい。しかも理科は別サイトにアクセスしなければならないとか、ココが一人でスムーズにできない仕様になってるんですよ。
つまり、ネットを使う勉強法は親が手伝わないと、どうにもならない。オレはコロナ禍でも仕事が忙しく、毎日会社に行ってるので、ココのオンライン学習にずっとは付き合えない。なので午前中に30分だけオンライン学習をさせていましたが、めんどうになり1週間ほどでやめてしまった。学習塾でもオンラインで勉強させているけど、これもきっと自宅で親が設定を手伝ってるんだろうな。子どもが自分でパソコンをテキパキ使える状況じゃないと、オンラインでの勉強は難しいだろうよ。
ぶっちゃけ、オレだってパソコンはメールとネットしか使わないし、ExcelやWordはいまだにできない! 仮に親がパソコン使いこなすことができても、多くの子はまだ無理でしょ。そういう意味で、オンライン学習は難しいと思う。よっぽど中学受験などに気合が入っている親であれば、子に付きっ切りでサポートしてあげるんだろうけど。普通の子は、パソコン画面上で塾の先生が一方的に話しても身が入らないと思う。でも、最近の小学生は、高学年になると自分用のiPadを持ってる子もいるんだよな。それで動画を撮影したり。自分のタブレットやパソコンを持っている子であれば、オンライン学習も自分でできるのかもね。
そんなわけでココは1週間でオンライン学習をやめてしまったのですが、5月からは週1日登校日があり、その時に宿題のプリントを大量にもらってきました。やっぱり子どもの勉強はプリントでしょ! プリントだと1日に2枚やるなど、目標の設定もしやすいしさ。親のパソコンの使用状況など気にせずに、自分のやりたい時間に気軽にできるし。学校も初めからプリントにしてくれればよかったのに。ま、いきなりの休校措置だったので、先生も準備できなかったのかもしれない。
「オヤジの会」も動画を作ってる!
さっき、動画を撮影する小学生の話をしましたが、その流れで最近感動した話を。このコラムでも何度か書きましたが、オレは小学校の保護者の任意団体「オヤジの会」に参加してます。で、会のオヤジたちが、休校で暇な子どもたちに向けて動画を次々とアップしてるんです。オレも1本だけ見たんだけど、自宅で子どもと一緒に「小学校クイズ」をやっているというもの。「校庭に鉄棒は何本あるでしょう?」とか、子どもが出題して、オヤジが答える。小学校の問題なので、ココに見せたら、真剣に考えてました。YouTuberでもないオヤジたちが動画内容を考え、撮影するなんて、マジで偉い! と感動しましたね。いまは会のメンバーしか見られないのですが、せっかく作ったのだから、これらの動画はもっと告知できないもんかね? 保護者向けの一斉メールにYouTubeのURL付けるとか。もったいないし、子どもたちも楽しめると思うんですよね。
ちなみに会のオヤジたちは、マメにはやりのZoom飲み会もやってる。マジで偉いなあと感心してます。逆にオレとFacebookでつながってるママ友たちは、自粛期間中はまったく写真などをアップしてません。自宅で子どもと一緒に過ごしていて、目新しいことがないんだろうな。
どうでもいいけど、自粛期間中になぜかSNSではやってる、テーマに即した作品を選んで次の人に回す「映画バトン」「読書バトン」とかなんなのでしょうか。おもしろいならいいんだけどさ……。