コラム
【連載】彼女が婚外恋愛に走った理由
コロナ禍で「4年間の不倫生活」に終止符……「セックスが合う彼氏」を断捨離した女性の告白
2020/06/07 16:00
月に一度か二度の彼との「娯楽」も、コロナ禍の自粛によって奪われた。空いた時間で、家のものをあれこれ断捨離するようになったというが、その一つが彼の存在だったそうだ。
「お互いの会社でテレワークが導入されて、自由な時間がなくなってしまいました。夫も同じように、終日自宅にいますので、お互い自宅で真面目に仕事をしています。そんな状況下で、あらためて、彼のいない生活を考えるようになりましたね……彼との楽しいセックスとおしゃべりの時間がなくなっても、私、生きていけるんだなあって」
今の彩音さんは、ご主人と二人きりの生活をなるべく楽しくするように努力しているという。
「二人で家飲みとか、カフェっぽいランチを作ったりとか、ミスチルのライブ映像を見たりとか……あれこれ楽しんでいますよ。この前は、夫がチューリップを買ってきてくれました。花を買ってきてくれたことなんて今までなかったからうれしかったです。1日一回、連絡を取り合っていた彼とは、もう2週間連絡していません」
あらためて、ご主人と向き合う機会を持った彩音さんだが、やはり「夫とのセックスはいまだに苦手」だという。しかし「お互いに気持ちいいところを探っていきたい」と、前向きな発言をしていた。
この異常事態は、彩音さんにとって必要なものは何かに気付ける機会になったのだろう。自粛明け、婚外恋愛相手の関係が激変するという人は多いのかもしれない。
(文・イラスト/いしいのりえ)
最終更新:2020/06/07 16:00