【ファミリーマート】冷凍食品“最強ちょい足しメニュー”を管理栄養士がズバリおすすめ
「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。
仕事帰りの夕飯にピッタリ! 「ファミマ」冷食ちょい足し“最強メニュー”
今回は、冷凍食品の中でもちょい足しができる「おかず」と「野菜」に注目。ファミリーマートの商品を対象に、チルド・加工食品にプラスしたい、冷凍食品の“最強メニュー”を川村先生に教えていただきました。
――冷凍食品は保存が利くこともあって、主食に“ちょい足し”するメニューとして重宝しそうです。
川村郁子先生(以下、川村) 一食分に小分けされていて、長期保存ができる冷凍食品は、その日の食卓に足りない栄養素をちょっと補うのにピッタリだと思います。今回は、チルド・加工食品として売られている「おむすび2ケ入」「ごまだれ冷し中華」「コク旨中華そば」を主食としたときに、ぜひ組み合わせてほしい冷凍食品を、それぞれ紹介していきます。
――ではまず、「おむすび2ケ入」からいきましょう。夕飯がこれだけだと、ちょっと量が少ない気がしますね。
川村 それと、おむすびだけでは栄養が偏ってしまいます。摂取できないタンパク質やビタミンB群を補いたいので、「豚の生姜焼き」や「直火焼なんこつ入りつくね」など、タンパク質を含むお肉系のおかずを一緒に食べるといいでしょう。
もう少しこってりしたものが食べたいときは、「牛プルコギ風」「辛旨タッカルビ(チーズ入り)」もおすすめ。さらに、生野菜をプラスすれば完璧です!
――「ごまだれ冷し中華」と組み合わせる冷凍食品は、なんですか?
川村 冷やし中華はそもそも、野菜や海藻、卵や鶏肉など、いろいろな食材がとれる優れたメニューなんですよね。ただ、野菜は栄養価の低いきゅうりのみなので、もう少し緑黄色野菜をプラスしたいところ。「一口サイズのブロッコリー」や「宮崎県産のカットほうれん草」、「レンジで塩味枝豆」などが手軽に食べられていいですね。
ブロッコリーやほうれん草は、「ごまだれ冷し中華」にトッピングするのもアリだと思います。ごまだれにも合いますし、食べ応えもアップしますよ。また、枝豆は晩酌のおつまみとして最高なので、個人的におすすめです(笑)。
――最後に、カップラーメンの「コク旨中華そば」と組み合わせたい冷凍食品をお願いします。
川村 カップラーメンは手軽に食べられていいですが、やはり野菜不足が気になります。こちらも冷凍の単品野菜をプラスしたり、「肉入りカット野菜」をトッピングしてみましょう。野菜に含まれるβカロテンやビタミンK、カリウム、食物繊維がプラスできます。
あとは「バター香るほうれん草ベーコン」も、しっかりとおかずになるのでいいですね。ちなみに、βカロテンはそのままで食べるより、油と一緒に摂取した方が吸収しやすくなります。ラーメンの脂質と相性がいいので、まさに最強の組み合わせと言えそうです。
――ストックができて調理も簡単、さらに栄養を補えるという点で、冷凍食品は優秀ですね。
川村 そうですね。カップラーメンやおにぎり、麺類だけだと、どうしても野菜やタンパク質源となるおかずの不足が気になります。そんなとき、冷凍食品をちょっとプラスすることで、コストを抑えながらも、栄養バランスも整えられます。ぜひ、積極的に利用してほしいですね。