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このニュアンスを伝えるのは難しいね

Zeebra、“ラップバトル”と“誹謗中傷”の違いに持論! 「一緒にするのは違う」「同列じゃない」と賛同されたワケ

2020/05/29 19:35
サイゾーウーマン編集部
Zeebra公式サイトより

 フリースタイルラップバトルにスポットを当てたバラエティ番組『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)でメインMCを務める、ヒップホップミュージシャンのZeebra。そんな彼が、Twitterに寄せられた批判に対して反論し、話題となっている。

 Zeebraは5月28日、「SNSでの誹謗中傷は良くないってツイートに『曲で人をディスったお前が言うな』って人が居ます」と、自身のTwitterに投稿。続けて、「ダンジョン観れば一目瞭然ですがヒップホップにはバトルが付き物なんで、ディスられるのが嫌ならヒップホップはやるなって事です」と、『フリースタイルダンジョン』を例に出して反論した。

「Zeebraは5月23日にTwitterで『現実社会での礼儀ってそもそも人と人とのコミュニケーションを潤滑にする為に出来上がっていった物。ネットじゃ要らないなんて通用する訳がない』と、ネット上に蔓延する誹謗中傷に持論を展開していたんです。同日に、ネットでの誹謗中傷を苦に自ら命を絶ったと見られる、プロレスラーの木村花さんに関した発言だったと思われますが、この投稿に『公開処刑はいいのか?』という内容のリプライをされていました。これは、Zeebraが所属するヒップホップグループ・キングギドラが2002年に発売したアルバム『最終兵器』収録の『公開処刑』という曲の中で、Dragon Ashの降谷建志を痛烈に批判したことに対する指摘だと思われます」(芸能ライター)

 前出28日のツイートは、こうした意見を受けてのものだろう。ネット上では「ヒップホップは当人同士が理解した上で行っていることだし、誹謗中傷と一緒にするのは違う」「SNSの誹謗中傷とラップバトルは同列に並べていいものじゃない」と賛同の声が多く集まっているが、中には「お笑い番組のイジリがいじめになるのと同じで、ディスが誹謗中傷に変わらないとも言い切れないのでは」といった意見もある。

「Zeebraは昨年12月、ラップバトルに負けた罰ゲームで川に飛びこんだ男子高校生が死亡した事故について、『あまりにも悲しい出来事に心が痛いです』と、Twitterに投稿していました。『自分世代は「ヒップホップの精神が伝え損ねたが故」と思います』という反省や、『もう若いラッパーが死ぬのを見たくありません』とつづっており、多くの共感を得ていましたね。ヒップホップの精神をまっとうに伝えようとする中で、『お前が言うな』とツッコミを受けたことは、Zeebra的にカチンときたのでしょう」(同)

 そんなZeebraも、2018年3月にパフォーマンスグループのAAA・日高光啓のファンとツーショット撮影に応じた際、トラブルを起こしている。

「日高のファンは、ZeebraとのツーショットをTwitterに投稿したものの、“ゼブラ”と名前を間違えていたんです。そこにZeebraが『名前違うよ。ちょっと撮り損感。日高のファンってそんなもんなの?』とリプライを送り、ファンがこの投稿を削除したあとも、『俺の名前知らないレベルならファンでもなんでもないんだから(写真撮影を)頼むの止めて欲しい』などと投稿し、批判を浴びていました。こうした背景からか、今回の件についても『Zeebra、本当に丸くなったな』という声も聞かれています」(同)

 5月26日には、「今日の夕方に長男の息子、自分にとっての初孫が産まれました!」とTwitterで報告していたZeebra。家族が増えたことで「丸くなった」のかは不明だが、今回の発言に関しては、筋が通っていると見る人が多かったようだ。

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2020/05/29 19:35
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