あのテラスハウスメンバーは今! 「テラハNo.1クズ」軽井沢編・雄大、すすきのでバー開店も「キナ臭い」男に?
見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『TERRACE HOUSE(テラスハウス)』(以下、テラハ)。2012年の放送スタートから、現在の「TOKYO 2019-2020」編(NetFlix先行配信)まで、数多くのメンバーがテラハを巣立っていった。筧美和子、島袋聖南など、その後も表立って活躍する元メンバーもいるが、そうではない者も多い。テラハを盛り上げたあの人は卒業後、どこで何をしているのだろう――。
そこで、現在の様子を探るテラハ版「あの人は今」を企画。今回は、17年の軽井沢編に出演した雄大にスポットを当てる。
クズ名言で振り返る雄大の軌跡
当時19歳だった雄大は料理人志望。入居期間は、たった2カ月だったが、あらゆる面でダメ男っぷりを発揮し、さまざまな“クズ名言”を残した「テラハNo.1クズ」として、ファンの間で伝説と化している。
まずは仕事面。高卒後、調理師の専門学校に入ったが、「俺は現場(バイト)のほうが向いてる」と半年足らずで中退。その“現場”もテラハ入居を理由に辞めており、軽井沢での新しいバイト探しには、なぜかメンバーに付き添ってもらっていた。
「料理のことは自分ではMAXでできてるつもり」と言うものの、テラハで料理をすることはほぼなし。「明日、一日中キッチンに引きこもりやす!」と突然宣言したこともあったが、翌日午前11時を過ぎても爆睡していて結局作った形跡はない。
ついにメンバーから「なぜ料理しないのか」と聞かれると、「なんか俺が入っちゃマズイかなと思って(笑)」と言い訳した後、「俺は毎日勉強してるけど、みんなは料理で何か目指してるわけじゃないじゃん。勉強してない人たちにいろいろ言われるのがイヤ」と主張。毎日何を勉強しているのかと詰められると、「素材の見極め。後は何だろう……、火の入れ方とか? その知識を今、根こそぎ集めているとこ」と“根こそぎ”を強調していた。
次に恋愛面。4年付き合っていた元カノを振ってテラハに入った雄大は、料理より恋にアクティブ。モデル志望の安未が気になるがゆえ、進路に悩む安未に「一体どこ目指してんの?」と自分を棚に上げてダメ出しし、泣かせる。
後日ドライブデートに誘うが、免許を持っていないため運転は安未。もちろん会話は盛り上がらず、雄大はなぜか「今日は俳句を詠む」と意気込むも断られる。食事中も沈黙が流れ、雄大は言い訳のように「俺、黙っちゃう派。自分の舌と会話しちゃう」と料理人ぶる。安未に「イキらないほうがいいよ」と言われ、勝機はないと悟ると元カノを呼び出し、「未練なかったら呼んでないからね」「今日、俺に靴下履かせてくれる?」とクズなセリフですがった。
最後は金銭面。無職・所持金2,000円でグッチやブルガリを見て回り、「パピー(父親)のカードあるから。パピーのカネ」。その態度をメンバーに注意されると、「あとで返すよ全部。俺の中では計算してるよ、全部。最終的に返したら別に良くない? 一人ひとり違う価値観に、自分の意見押し付けて悪く言うのは良くないと思う」と逆ギレし、メンバーを泣かせていた。
そんな雄大が卒業を決意したのは、再び生活態度を注意された直後。「自立したいと思って入ってきたけど、みんなが助けてくれるから自立できない」との理由だった。メンバー全員が絶句する中、「今まで以上にでっけえ男になりてえなって。キチ~のはわかってますけどね……」と自己陶酔モードに入った姿が印象に残っている。