滝沢秀明、ジャニーズ15組による「Twenty★Twenty」発表で「ジャニーさんのトニトニと真逆」「Jr.はどこいった」と不満続出
5月13日、ジャニーズ事務所公式サイト「Johnny’s net」で、CDデビューを果たしている所属アーティスト15組総勢76名による期間限定ユニット「Twenty★Twenty」(トゥエンティー・トゥエンティー)が結成されることが発表された。しかし、この決定事項にジャニーズJr.ファンから「ジャニーさんのトニトニ構想と真逆じゃん」「トニトニはJr.のために作られたのに」「Jr.はどこいった?」と不満の声が上がっている。
現在、ジャニーズ事務所は2018年に起きた「平成30年7月豪雨」の被災地支援をきっかけに立ち上げられた「Smile Up!Project」を通して、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する医療支援活動などを行っているが、「Twenty★Twenty」もその一環で、チャリティーソングを制作するという。Mr.Chilrdenの櫻井和寿が楽曲「Smile」を書きおろし、18年に第一線を退き、現在はジャニーズ事務所の副社長を務める滝沢秀明がプロデュースを務めることも発表されている。
「Twenty★Twentyの結成は、12日の夜から、Twitter上で真偽不明の情報として出回っており、ファンは騒然となっていました。というのも、もともと故・ジャニー喜多川氏が、東京オリンピック開催の2020年に、『20+20』の合計40人のジャニーズJr.グループをデビューさせる『2020(トゥエンティー・トゥエンティー、通称:トニトニ)』というプロジェクトを構想していたんです。最初にそれが明かされたのは13年で、18年にはジャニーズJr.内ユニット・少年忍者の一部メンバーらが実際にトニトニのメンバー候補として発表されたこともあっただけに、メンバーがデビュー組だけで構成されていることに『私たちの知ってるトニトニじゃない』『ジャニーさんの構想を完全に無視してる』と怒りを募らせているファンも多いようです」(芸能ライター)
ただ、今回のプロジェクトにあたり、滝沢は「ジャニーが生前2020年東京オリンピック開催にあたり期間限定ユニットTwenty★Twentyを結成するとの壮大なプロジェクトがございました。しかし東京オリンピックは来年に延期となり、この様な情勢下、2020年Twenty★Twentyプロジェクト、グループ名は消滅しかけていました」とコメント。決してジャニー氏の意向を無視したわけではないようだ。
「『Twenty★Twenty』というグループ名には『2020年』という意味も込められています。新型コロナウイルスの世界的な流行によって、今年のオリンピック開催は来年に延期することが発表されていますが、『ジャニーが残したこの最後のグループ名は、今このような状況だからこそできる事があるはずと想いを新たに、役回りは変わりましたが、Twenty★Twenty、ジャニーの集大成として社会貢献できればと思います』というように、滝沢はジャニー氏の遺志を継承すべく、苦肉の策を講じたようです。そのため、ネット上では『こういう形でもジャニーさんの想いを引き継げたのはよかった』『2020年を目標にしてたわけだし、できる範囲で形にしただけで立派だよ』という声も上がっています」(同)
とはいえ「ちょっと待ってよタッキー! TOKIOが入ってないんだけど」という声のほか、海外留学中のHey!Say!JUMP・岡本圭人や病気療養中のSexy Zone・松島聡、King&Prince・岩橋玄樹、未成年女性との飲酒合コンにより謹慎中のSnow Man・岩本照、CDデビューを果たしている中山優馬が、いずれも参加メンバーに含まれていないことについて、悲痛の声も上がっている。総勢76名という大所帯だが、一体どんな活動になるのだろうか。続報に期待したい。