嵐・大野智、『鍵のかかった部屋』再放送で2桁獲得も……来年以降は「実質引退」で「これが最後かも」の声も
嵐・大野智主演の連続ドラマ『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)が、5月11日にの特別編として再放送され、平均視聴率10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。本放送から8年ぶりにもかかわらず、視聴者やファンからも大好評を博したが、今後「芸能界引退」状態になるとみられる大野は、この声をどう受け止めているのだろうか。
2012年のフジ「月9」枠で放送された同作。大野は「防犯オタクの青年」という役柄で、数々の密室事件に挑むというストーリー。今回の再放送中にはSNS上では「滑舌の悪さが気になる」といった書き込みが噴出していたが、それでも久しぶりに大野出演ドラマがテレビでオンエアされたことで、「やっぱり役者としての大野くんが大好き」「大野くんの演技をもっと見たい!」という好意的な声が多数上がっていた。
「大野の最後の連ドラ出演は、16年の『世界一難しい恋』(日本テレビ系)。それ以前では、14年の『死神くん』(テレビ朝日系)、12年の『鍵のかかった部屋』、10年に『怪物くん』(日本テレビ系)と、2年に一度ペースで出演をしていたんです。また映画主演は、17年公開の『忍びの国』が最後で、それ以降、役者としての活動はまったくなくなっていました」(スポーツ紙記者)
大野は昨年1月、嵐の活動休止発表会見で、「嵐としての活動を一旦終えたい」また「自由に生活をしてみたい」と思い、それをメンバーに伝えたことを明かしている。
「メンバーやジャニーズ事務所とも話し合い、最終的に『活動はしないもののジャニーズには残留』という落としどころになりました。しかし、大野をめぐっては、活動休止後の来年以降『沖縄に移住する』といった報道もあるだけに、実質的に『芸能界引退』という形になるとみられています。いま振り返れば、大野は役者業だけでなく、個別でバラエティ番組などのレギュラーを担当することもしてなかった。嵐としての活動と、自身の『自由に生活をしたい』という思いの狭間で、ずっと戦ってきたのでしょう」(同)
そんな中、コロナ禍の影響による主演ドラマの再放送で、“俳優需要”が立証された上に、視聴率も上々という結果を残した大野。
「これを受け、大野の役者業へのモチベーションが上がったかというと、現状では考えにくい。もしかしたら、大野の演技をテレビで見られるのは、『鍵のかかった部屋』の再放送が最後となる可能性もあります」(テレビ局関係者)
ファンとしてはなんとも悲しい話だが、大野が新規の“役者仕事”に挑む機会は、もう二度とないのだろうか。