宇垣美里がテレビから消えたワケ……田中みな実との「元TBSフリー女子アナ対決」に完敗の“厳しい現況”
TBSを退社し、現在オスカー所属のフリーアナウンサーとして活動する宇垣美里が、美容脱毛サロン「ミュゼプラチナム」の新CMに出演することが発表された。独立から1年1カ月、当初は、同じくTBSの局アナからフリーに転身した田中みな実と「どちらが芸能界で成功を収めるか」と比較する報道が続いていたが、初写真集が大ヒットし、女優業も活発な田中に比べ、現在の宇垣は「テレビで見かけなくなっている」(芸能ライター)という。古巣からは「宇垣が田中に負けることは、独立時点でわかっていた」(TBS関係者)という声まで聞こえてくる。
田中は、昨年12月に発売した初写真集『Sincerely yours…』(宝島社)が、累計発行部数60万部という驚異的な記録を樹立。昨年10月期の『モトカレマニア』(フジテレビ系)や、現在放送中の『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)など、連ドラ出演も続いており、いまやアナウンサーの枠を超えた活動が目立っている。
「2月から『花王 ニベア』のCMに出演中の田中は、『ナショナルクライアントを抱える』という文句なしの超人気タレントに成長しました。一方の宇垣アナは、テレビ露出がほとんどなく、オフィシャルサイトの更新も、コロナ禍以前のイベント出演で止まっている。脱毛サロンのCMにしても、名前が知られている企業ではあるものの、一流タレントが率先してやりたがる仕事かと言われると微妙なところです。ただ、契約金は高額とされており、稼げてはいるのでしょう」(広告代理店スタッフ)
確かに宇垣アナは独立後、目に見えてテレビ出演がなくなっているが、その原因は「TBSを激怒させたから」(前出関係者)といわれている。
「もともと社内で問題児扱いだったことに加えて、業界ではタブーとなる『独立直後に他局の番組に出演した』ことが、局上層部の怒りを買ってしまった。しかもその番組で、宇垣は事もあろうに『TBSの悪口』を口にしたのです」(同)
TBS内で問題視されたのは、昨年7月放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)での宇垣の発言。人気コーナー「本音でハシゴ酒」に登場した宇垣は、かねてから一部で報じられていた「プロデューサーに激怒してコーヒーをぶちまけた事件」について言及し、「ぶちまけたのではなく、捨てた」と釈明。加えて「その出来事が外に出てる時点で『民度が知れるわ』みたいな感じ」と言ってのけたのだった。この発言には、TBSだけでなく他局の関係者も「ドン引きしてしまい、宇垣の起用を控える方針を取るようになったそう」(同)という。
最近では、所属事務所であるオスカーから、米倉涼子ら人気タレントが続々退社しているため、ネット上では宇垣の今後を不安視する向きもある。
「オスカーの大量離脱の原因である“お家騒動”は、宇垣が移籍した昨年4月時点で、すでに業界内では明るみになっていたこと。そのため、このお家騒動による本人の活動への悪影響は特にないはずですが、それでも世間から『大丈夫なのか』と見られてしまうのは、やはり『独立後の活動がパッとしない』と思われているからでは」(同)
こうして、現在のレギュラー仕事はTBS時代から続くラジオ出演と、雑誌のコラム連載のみとなった宇垣。1年前に描いた青写真は、果たしてどれだけ実現しているのだろうか?