サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュートリンドル表紙の「ar」、漂う悪意 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「ar」5月号 「ar」でトリンドル玲奈がまた露出! 「じこまん」「マンゴーを手にしたカット」誌面に漂う悪意 2020/05/05 18:00 島本有紀子(ライター) 女性誌レビューar 「ar」5月号(主婦と生活社) 「ar」(主婦と生活社)5月号の特集は、「じこまんBEAUTY BOOK 私のために可愛くなる」です。「じこまん」が平仮名なのは気になるものの、誰かのためではなく「私のために可愛くなろう」というのは、「ar」が以前から発信し続けているメッセージ。外出自粛で美容もオシャレもどうでもよくなりがちな今こそ、心に響く人も多いかもしれません。今月号の中身、早速見ていきましょう! <トピックス> ◎トリンドル玲奈、降臨! Bucchigiri Beauty Bible ◎じこまんBEAUTY BOOK ◎イケメンが全女子に捧げる褒め言葉 お尻を出すトリンドル、再び 先月号で同誌に初登場したトリンドル玲奈。お尻のぷりんとした部分をショートパンツからハミ出させた姿で、これまであまりイメージのなかったオシャレエロ写真を撮られていた彼女が、今月号ではいきなり表紙と巻頭インタビューに抜擢されていました。直近の数カ月を振り返ると、「ar」の表紙を飾ってきたのは広瀬すず、永野芽郁、白石麻衣と、出演映画の宣伝を兼ねた旬な人々ばかり。なぜ今、突然のトリンドル? 先月はお尻を出していたトリンドルですが、今月号でもお尻出しは健在。それどころか胸の谷間やブラジャー姿も見せています。表紙でも、ゆるゆるのショートパンツで脚をおっぴろげるふうのポーズを披露。その姿のすぐ横に、特集タイトルである「じこまん」の文字がわざわざ平仮名で躍るのは悪意があるようにも見えてきますし、誌面にぱっくり割れたマンゴーを手にしたカットがあるのも意味深に思えてきます。 一体、トリンドルに何が起こっているのでしょうか。彼女を取り巻く環境の変化が気になりますが、インタビューで語られているのは「空前の海鮮丼ブームが到来しちゃいました(ハート)」「夏はおっきな麦わら帽子をかぶろうかな~♪」など、どうでもよいプチ情報。今後のトリンドルの行方が気になります。 次のページ 今こそ「じこまん」が染み入る 12次のページ 楽天 ar (アール) 2020年 05月号 [雑誌] 関連記事 「VERY」出産と女性へのメッセージを台無しにする、「ママになれた瞬間」企画の息苦しさ「ar」トリンドル玲奈の唐突な「尻出し」が、イメチェン特集号に掲載された意味「Domani」港区タワマン住民の「子育て」は時代逆行!? 「洗濯板を使わせる」意識の高さに衝撃「VERY」教育虐待・不妊を語るウラで、カバーモデル・矢野未希子の“いい妻”連載がツラすぎる!「ar」をブチ壊す、「LEON」編集長の言葉――女が自信を持つことは「俺たちにモテるため」ではない!