嵐・櫻井翔、発熱で『news zero』欠席の舞台ウラ……テレビ各局「コロナ対策」徹底化
4月27日、嵐・櫻井翔が、月曜キャスターを担当する『news zero』(日本テレビ系)の出演を見合わせた。体調不良というわけではないものの、体温が「平熱より少し高かった」ために、大事を取って急きょ電話出演することになったという。有働由美子アナウンサーは「スタッフにうつさない、感染を広げないという櫻井さんの判断」とフォローを入れていたものの、実際に「判断」を行ったのは、櫻井やジャニーズ事務所ではなく、局サイドだったようだ。
「新型コロナウイルス感染拡大の影響により、現在、テレビ局はドラマやバラエティなどの収録を原則中止に。通常通り放送されているのは、ニュース番組や情報番組くらいになっています。さらに、メインMCまでもリモートで自宅からの出演となるなど、徹底して感染を広げない措置が取られているんです。テレビ局がこうした措置を徹底したきっかけは、間違いなくテレビ朝日の一件からと言えるでしょう」(テレビ局プロデューサー)
テレビ朝日は4月12日、『報道ステーション』のメインキャスターを担当する富川悠太アナが、新型コロナウイルスに感染したと発表。発症後も出演を続けており、番組スタッフからも複数の罹患者が出るという事態になってしまった。
「ニュース番組や情報番組は、コロナ禍の現状を世間に発信するという大きな使命がある。また視聴率も右肩上がりだけに、そこから感染者を出すことは、番組だけでなく、局の信頼をも揺るがす事態と言えるでしょう。それだけに、どの局も『うちから感染者を出すわけにはいかない』と、相当な危機意識を抱くようになっているんです」(同)
そのため現在、各芸能プロや出演者らは、局から「少しでも体調の変化を感じたらすぐ申請するように」と、強く要請されているのだという。
「櫻井と同じく、日テレでは、ハリセンボン・近藤春菜が24日、体調不良で『スッキリ』を欠席。現在はリモート出演が続いていますが、こちらも出演休止を判断したのは、番組上層部だったそうです。ごく軽度の体調の変化だけで、出演中止措置を取ることに反対意見もあったようですが、現在の流れでは『体調不良=即欠席』は免れられないでしょうね」(日テレ関係者)
今後も事態が収束するまで、このような措置が取られることとなりそうだ。