バカリズム、『家事ヤロウ!!!』のKAT-TUN・中丸雄一“イジリ”で「不快」「弱い者いじめ」の指摘
文化系のキャラクターが受け、バラエティ番組で人気を博している、お笑い芸人のバカリズム。そんな彼が番組で見せた“イジリ”に対し、ネット上でさまざまな意見が飛び交っている。
バカリズムは4月22日、バラエティ番組『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)にレギュラー出演。今回は、同じくレギュラーのお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザー、KAT-TUN・中丸雄一とともに、輸入食品店「KALDI」を訪れ、購入したものを使って料理をする企画だった。
「料理を始める前に、3人が手洗いをするシーンがあったのですが、ここでバカリズムが『中丸さんもこの番組で手洗いを覚えましたからね』と発言。中丸が『違いますよ』と即座に否定するも、『それまでアンチ手洗い派で』と、カズレーザーが悪ノリ。その前の食材を購入する場面では、メンバーそれぞれがクイズを出題していたのですが、カズレーザーとバカリズムからは、意図的に中丸を不正解にしようとする言動も見受けられました」(芸能ライター)
中丸に対するイジリは、以前からこの番組の“名物”でもあったが、ネット上では賛否両論。「バラエティとしては許容範囲でしょ。どうせ台本があるし」「中丸が愛されキャラだからイジられるわけで、ちゃんと成立してるよ」と擁護する声もあるが、「バカリズムの底意地が悪そうに見えるイジりは正直不快」「前は面白かったけど、最近は弱い者いじめに見えてきた」と反発する声も少なくない。中には、「中丸の返しが雑過ぎるのも、いじめっぽく見えちゃう原因だと思う」など、反応の悪い中丸が原因だという見方もある。
「バカリズムといえば、2017年8月に放送された『ナカイの窓』(日本テレビ系)の中で、高校時代は“不良”だったと明かしていました。また、同年11月に放送された『にけつッ!!』(読売テレビ)でも、お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアに『ゴリッゴリのクソヤンキー』と評され、バカリズムも『育った場所が血気盛んな場所だったんで』と肯定するような発言をしたんです。ドラマの脚本を手掛けるなど、文化系のイメージがあるバカリズムだけに、『全然キャラと違うじゃん』『やっぱり元ヤンキーは今も怖いんだね』『陰湿ないじめとかしてそう』など、批判的な声が増えてきたようです」(同)
いくらお決まりの流れといっても、やりすぎると目につくもの。“イジリ”が“いじめ”に変わらないよう、気を使ってほしいものだ。