雅子さま、皇后としての1年間は「想像外」!? 皇室ウォッチャーが語る「現在の病状」
ーー雅子さまのご病気は、現在どのような状況にあるのでしょうか。
X 令和になってからの1年、皇后としてのご公務を立派にこなされてきた雅子さまではありますが、昨年のお誕生日に発表された医師団の見解は、依然として、ご快復の途上で波がある状態とのこと。つまり、まだ万全な状態ではないのでしょう。とはいえ、この1年の雅子さまのご活躍ぶりは、やはり「皇后の自覚」によるところが大きいのではないかと思います。美智子さまという偉大な“先輩”をお手本にされながら、「自分がやらなくては」というお気持ちが生まれたのではないでしょうか。
もう一つ、雅子さまは周囲の協力を得ながら、ご公務のスケジュールを調整するといった工夫と努力をされていたのだと思います。例えば、令和に入ってからの地方公務は、平成時の2泊3日ではなく、ご負担の少ない1泊2日にしたり、都内公務でも無理のない日程で、体調を整えるように心がけていらっしゃったそうです。精神的なご病気なので、なかなか対処方法が難しい中、ご自分にできることを精一杯実行されているのでしょうね。
ーー今後の雅子さまに期待したい点をお教えください。
X 前述しましたが、皇后になられてからの雅子さまのご活躍は想像以上のものでした。ですので、2年目以降も、それを持続していただければ十分だと思っています。しかし、皇后として重要だとされている「記者会見」に15年以上お出になっていないこと、また「宮中祭祀」の一部にしか出席されていないことは、気になっております。
昨秋の祝賀パレードに、全国から多くの人々が集まっていたことからもわかるように、雅子さまへの支持が厚くなっているので、国民はぜひとも雅子さまの肉声を聞きたいことでしょう。皇族には、“祈り”という伝統的かつ重要な役割があり、「宮中祭祀」を行うことで国の安寧と平和を願うのです。ご無理なさらずにという前提ではあるものの、年間20ほどある「宮中祭祀」に、雅子さまが苦手とされる和装で臨まれる機会を少しずつ増やしていただけたらと思います。