嵐、“活動延長”論にジャニーズサイドはピリピリムード!? 「テレビでの取り扱いをNGに」と関係者
東京五輪の開催延期とともに、嵐の活動休止をめぐる“延長可否”が盛んに報じられている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年5月に東京・国立競技場で開催予定だったコンサートも延期が発表されている状況だけに、ファンの期待論は高まっているものの、この事態にジャニーズ事務所サイドは相当なピリピリムードのようだ。
かねてから報じられているように、グループの活動休止は、リーダーである大野智に対する“妥協案”だった。
「本来大野は、グループはもちろん、ジャニーズ事務所からも離れ、芸能界引退を希望していた。それを回避させるべく、周囲やメンバーは1年以上かけて話し合い、『2020年末をもってグループでの活動を休止する』という落としどころとなったんです。ラストイヤーとなる今年は、ファンへの感謝を伝える年にすべく、着々と準備が進められていました」(週刊誌記者)
嵐はNHKの「東京2020オリンピック・パラリンピック放送」スペシャルナビゲーターを務めることが決まっており、ラストイヤーを飾る大仕事となるはずだったが……。
「3月のNHK定例放送総局長会見では、来年のスペシャルナビゲーターについて木田幸紀放送総局長から『現時点で変更ということは考えていない』という発言があり、以降、嵐の“活動延長”が盛んに議論されるように。『メンバーの心境にも変化』などと、週刊誌では盛んに『2021年の嵐の活動』について報じられるようになりました」(同)
しかし、現状はやはり「活動は今年いっぱい」ということに変わりはなく、むしろこうした報道について、ジャニーズサイドは頭を悩ませているという話が聞こえてくる。
「新型コロナウイルスの感染拡大については完全に想定外の事態で、このままでは、嵐はファンの前に立つことなく活動休止となってしまう。ただ、そうなった場合、『来年の五輪まで活動すべき』といった活動延長論が世論で高まらないよう、ジャニーズサイドはなんとしても歯止めをかけようとしているようです。もし21年五輪での稼働が決定すれば、当然付随するプロモーションも必要となってくるし、1年かけて話し合った『グループ活動休止』という結論も意味がなくなってしてしまう。このことによる混乱やプレッシャーは、メンバーや関係者らにも、決していい影響は及ぼさないだろうという判断なのでしょう。週刊誌報道は仕方ないとしても、テレビなどにはこの件について、『取り扱いNG』の通達が出ているんです」(情報番組スタッフ)
嵐の“活動延長”について、ファンからは喜ぶ声もあれば、「もう休ませてあげてほしい」という意見も噴出している。誰もが予想しなかった、混沌極まりないこの状況。最後まで「ファンファースト」を貫くであろう嵐は、どんな最善策を見いだすのだろうか。