ロッチ中岡だけじゃない! 「反社とのヤバい写真」めぐる脅迫が、芸能プロ界隈で相次いでいた!?
ロッチ・中岡創一をめぐる「脅迫事件」が発生していたことがわかった。報道によると、今年1月、ある一般男性から、中岡の所属するワタナベエンターテインメントに「中岡さんと『反社』っぽい人物が一緒の写真を持っている」という電話が入り、週刊誌にデータを流すことを示唆したという。この男は、脅迫容疑で逮捕されたというが、昨年、芸能界で勃発した“闇営業騒動”以降、各芸能プロでは、こうした事態が相次いでいるという。
昨年6月、「フライデー」(講談社)が、反社会的勢力の忘年会に、雨上がり決死隊・宮迫博之ら複数の芸人が“闇営業”を行っていたと報道。参加芸人たちには、活動休止や事務所解雇の処分が下るなど、大騒動となった。
「この騒動以降、各大手プロには“情報提供”が殺到するようになりました。電話やメールなどで、『おたくのタレントの××さんと、暴力団関係者のツーショット写真を持っている』といった連絡が来るんです。メールに、直接、問題の画像が添付されているわけではなく、複数の芸人の名前とともに、『私が持っている写真は、彼らが参加した闇営業中のものだと思います』といった曖昧な説明がつづられています」(芸能プロ幹部)
この芸能プロ幹部いわく「メールには、うちではなく別事務所のタレント名が書かれていることもあった」とのこと。
「そこで、ほかのプロダクションと連携して情報を擦り合わせたところ、メールの送り主が同じではないかと思えるケースもあれば、はたまた、まったくの別人説が浮上するケースもありました。なお、特によく名前が挙がっていたのは、モノマネ芸人のA、女性コンビの一人B、女性ピン芸人のC。いずれも、闇営業に精を出しているとされるタレントだけに、事務所の“事情聴取”は何度か行われています」(同)
しかし、「たまたま出くわし、一緒に写真を撮った相手が、実は反社勢力だった」というケースの場合、当人に身に覚えがないのは致し方ないところだろう。
「最終的に、相手が『写真をいくらで買うか』『払わないと週刊誌に流す』という話を持ちかけてくれば、警察に届けることも考えますが、単に情報提供だけという場合は、我々はタレント本人を信じるほかありませんでした。それでも、頻繁に名前が挙がっていたタレントたちに、今後、闇営業騒動が勃発する可能性はなきにしもあらずかもしれませんね」(同)
そして今回、闇営業騒動以降で、初めて逮捕者が報じられる展開に。この事例は明らかに「氷山の一角」だけに、昨年の“余波”は、いまだ広がり続けているようだ。