NEWS・小山慶一郎、「子どもの頃は愛が何か、わからなかった」――幼少期の自分へ向けたメッセージが反響
NEWS・小山慶一郎がパーソナリティを務めるラジオ『KちゃんNEWS』(文化放送)。4月14日深夜の放送回では、アルバム『STORY』に収録されている「クローバー」の制作裏話について語った。
3月21日放送の『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)で、NEWSは水樹奈々とコラボし「絶対的幸福論」を歌唱。これにリスナーから「慶ちゃんの低音に感動して思わず涙がこぼれました。慶ちゃんの歌の力強さ、優しさ、頼もしさ、本当に感動しました」という感想が寄せられると「ありがとう」とうれしそうにしていた小山。
以前は「歌に苦手意識がある」と語っていたが、「実は最近『歌が苦手』って思うことがなくて。楽しいんですよ、最近は」と報告。心を込めて歌う、自分をさらけ出して歌うことが「すごく楽しい時間になってる」と明かし、「努力し続けることが大事。これからもボイトレに通っていく」と語っていた。
またメンバー全員が“愛情”をテーマに作詞したという「クローバー」の「歌詞について聞きたいです」と質問が届くと、マネジャーと一緒に行った「ラーメン屋で思いついた歌詞。しかも『KちゃんNEWS』のラジオを録り終えたあとよ」と告白。注文した“かた麺”のラーメンがテーブルに運ばれてきた瞬間に歌詞がおりてきたようで「(麺が)のびのびになるまで(歌詞を)書き続けてた」という。
その後、細かい言葉の調整は自宅で行ったというが、「サビ部分の『4つの愛 みんなとあわせてひとつの大きな愛になる』というのはどうしても言いたくて」とこだわった部分なんだとか。これには“NEWSの愛”と“ファンの皆さんの愛”が含まれていると言い「ひとつにすると、やっぱコンサート会場での大きな愛って、あれも目に見えないけど、もう感じてるわけ」と、NEWSとファンのつながりを表現していると語った。
一方、幼少期に複雑な家庭環境で育ったこともあり「子どもの頃は“愛”が何か、まったくわからなかった」という小山。しかし、NEWSのメンバーやファンから愛をもらい人生経験を積んだことで「愛」を詞にできるようにまで成長できたという。「子どもの頃の自分に これが“愛”って伝えたいんだ」という歌詞については「子どもの頃の自分に対して『これが愛なんだよ』って今言えるな、っていうのをこの曲に落とし込めたかな」と説明し、“大人になった自分”から“幼少期時代の自分”へのメッセージも込められていると明かしていた。
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、7都府県に「緊急事態宣言」が出されていから1週間。ジャニーズ事務所も5月末までのコンサート・舞台公演を中止にすると発表するなど、いまだ終息が見えない中で多くの人が精神的にも経済的にも不安を抱えている状態だ。
そんな中、ラジオから優しく語り掛ける小山の声にファンからは「今夜の慶ちゃんの声はいつにも増して心に染みた。出口の見えない暗闇を明るく照らしてくれてありがとう」「慶ちゃんの声が癒やしになる。全部わかってくれているような語りかけが 泣いちゃうよ」「慶ちゃんの声がじわーって染み込んで心が楽になったよ。いつもありがとう」という声が多く上がっており、ささやかな癒やしになっていたようだ。