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川口春奈、「華がない」「最低視聴率女優」の汚名返上? 『麒麟がくる』出演から「評価急上昇」のワケ

2020/04/16 13:00
サイゾーウーマン編集部
川口春奈公式サイトより

 NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の帰蝶(濃姫)役が話題となり、毎放送ごとにSNSを沸かせている女優の川口春奈。今年2月初旬に開設したYouTubeチャンネル「川口春奈オフィシャルはーちゃんねる」のチャンネル登録者数も90万人を突破するなど、今年に入って女優・タレントとして破竹の快進撃を見せている。 かつては主演ドラマが大コケし、ネット上で「21世紀最低視聴率女優」とも呼ばれた川口に、一体どんな変化があったのだろう。

 川口といえば、主演ドラマ『夫のカノジョ』(TBS系、2013年)の第5話が、今世紀にプライム帯(午後7時~11時)で放送された民放の連続ドラマ(テレビ東京除く)で、当時、単話最低視聴率となる3.0%を記録し、猛バッシングを受けたことがある。

「ローティーン向けファッション誌『ニコラ』(新潮社)でのモデルとして注目されるようになった川口は、11年の深夜ドラマ『桜蘭高校ホスト部』(同)で主役を務め、これが好評だったことから、『夫のカノジョ』の主演に大抜擢されました。しかし、当時はまだプライム帯の連ドラ主演を張れるほどの力量はなかったようで、視聴率は大惨敗。川口は当時18歳、突然日の当たる場所に引っ張り出され、数字が悪いからといって周囲から集中砲火を浴びる彼女を見て、『気の毒』と漏らす業界関係者もいました」(エンタメライター)

 当時、モデル、女優として人気と知名度が上り調子で、演技力もそれなりの評価を受けていたという川口だが、「二階堂ふみ、清野菜名、広瀬アリス、川島海荷、土屋太鳳といった同世代の主役級女優らと比べると『華がない』というのは、マスコミ関係者の間でもよく指摘されていた」(同)そうだ。

「川口は長崎県の五島列島出身。田舎育ちの素朴な雰囲気が人気の理由かもしれませんが、逆に言うと垢抜けない印象もありました。イベントに登壇しても引っ込み思案なのか口数が少なく、何か面白いことが言えるかというと、そうでもなかった。美少女であることは誰もが認めていたものの、主役を張る女優という雰囲気ではないと見る向きが強かったんです」(同)


 しかし、そんな彼女の評価がここにきて急上昇しているという。

「昨年の暮れに、沢尻エリカが麻薬取締法違反の疑いで逮捕・起訴され、『麒麟がくる』の帰蝶役を降板。川口が急遽この役に抜擢され、世間の注目が一気に集まることに。彼女も20代半ばとなり、落ち着きも出て、演技の幅も、タレント仕事に必要なボキャブラリーの幅も広がってきたところに大役が回ってきたとあって、『運がいい』とも言えるかもしれません」(同)

 『麒麟がくる』放送とほぼ同じタイミングで、YouTubeチャンネルを開設したのも「正解だった」(同)という。

「帰蝶役で川口に興味を持った人が、YouTubeチャンネルにアクセスし、彼女の素の部分に好感を持つといった流れが生まれつつあります。昨年から今年の頭にかけて、麻薬や不倫問題など、芸能人のプライベートの乱れが盛んに報じられていたタイミングだけに、彼女の裏表のない素朴な一面が大きな支持を得たのかもしれません。川口がただ『実家で過ごしてるだけ』の動画が550万回以上も再生されるなど、世間がいかに彼女に好感を抱いているかがわかります」( 同)

 4月からは、1年間の任期で『Going!Sports&News 』(日本テレビ系)のスポーツキャスターにも就任。さらに幅色い世代のファン獲得に乗り出すようだ。


「今こそ『 夫のカノジョ』の汚名返上をする時期かもしれませんね。ただし、女優としての今後に関しては、『麒麟がくる』の“次”が問題です。彼女を再び、連ドラの主演に……という話が他局から出てくるかもしれませんが、そこで結果が出せるかが重要でしょう。そのためには、やはり作品選びが大切。彼女の人間性にうまくマッチするような役に恵まれれば、この先も主演級女優として人気を継続させていくことができるのでは」(同)

 この勢いを継続できれば、日本を代表する実力派女優としての道が開けていくかもしれない。

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最終更新:2020/04/16 13:00
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