ブルゾンちえみ、芸能界から消える? 「留学から復帰」ウエンツ瑛士のようにはいかないワケ
4月12日の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、ブルゾンちえみの“卒業SP”が放送された。3月末に所属のワタナベエンターテインメント退所、今後は本名の「藤原史織」を名乗ること、さらにはイタリア留学を発表していたブルゾン。放送では、イギリス留学を終えたばかりのゲストMC・ウエンツ瑛士から、「『違う』と思ったら、速攻(日本に)帰ってきていいと思う」と激励されていたものの、両者の状況には「決定的な違いがある」(番組関係者)といい、ブルゾンの芸能界カムバックは相当厳しいものとみられているようだ。
先月解散したお笑いコンビ「ブリリアン」を従え、「ブルゾンちえみ with B」として瞬間的に大ブレークを果たしたブルゾン。2017年より準レギュラーを務めていた『行列』では、「さようならブルゾンちえみSP」と題し、大々的にフィーチャーされたが……。
「この日MCを務めたウエンツは、18年に突然イギリス・ロンドンへの留学を発表し、1年半の休業を経て、この4月から芸能復帰を果たしています。ちょうど近い境遇のウエンツとブルゾンが共演したとあって、話題を集めましたが、今後テレビ番組で両者が“再会”する可能性は果てしなく低いでしょう」(同)
かつて、ウエンツの留学をめぐっては、発表や報道のウラでネガティブな情報が飛び交っていたという。
「ウエンツの所属事務所社長が、休業や留学に大反対していたというんです。しかし、それを押し切る形で実現に至ったのは、ウエンツのバックに“芸能界のドン”ことバーニングプロダクション・周防郁雄社長がついていたことが大きいでしょう。留学を生発表した『火曜サプライズ』(日本テレビ系)の撮影スタジオにも、“ドン”はたびたび姿を見せているといいますし、ウエンツへの寵愛ぶりは有名な話だった。ウエンツの所属事務所自体がバーニング系列ということもあって、結果的に、休業も復帰も無事成し遂げました」(週刊誌記者)
一方のブルゾンも、突然の留学や休業は「事務所との方向性の違い」が原因だったと、「週刊文春」(文藝春秋)で報じられている。
「記事では、ブルゾンが事務所に退所の意向を伝えたところ、弁護士を立てるよう要求されたなどと伝えられ、双方には不穏な空気が漂っていたとみられます。また留学についても、それ自体が目的なのではなく、事務所サイドとの“冷却期間”を設けるという手段だった、との指摘もありました。実はブリリアンにしても、ブルゾンと足並みを揃えて解散したという話ではなく、事務所サイドから突然『3月で解散することになった』と伝えられていたそうです。こうした背景を踏まえると、果たして留学後、芸能界に戻ってくる場所は残されているのかと、疑問を抱かざるを得ません。このまま消える可能性もあります」(前出・番組関係者)
なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響で渡航できず、留学がペンディングとなったままだが、ブルゾンの今後の動向に注視していきたい。