ジャスティン&ケンダル、「恵まれた隔離生活」「ひどい状況の人が僕らを見たら……」と発言して炎上!
新型コロナウイルス感染拡大に歯止めをかけるため、世界各地で次々とロックダウン(都市封鎖)が実施されている。米ニューヨーク市などの家賃が高額でルームシェアする人が多い大都会では、狭いアパートでの自主隔離にストレスをためる人が増加。感染者数が世界で最も多いアメリカでは、ロックダウンが始まった過去3週間で失業保険申請数が1,600万件を突破。狭い家にこもりながら、経済的不安を抱える人たちの精神状態は察するに余りある。
そんな彼らが「現実逃避したい」「気晴らししたい」と見たインターネットで、生活困窮とは無縁のセレブたちによる「ステイ・アット・ホーム(家で過ごそう)」という呼び掛けや、「気が滅入るけど、自主隔離生活を頑張っています」といったSNSへの投稿を目にし、神経を逆なでされたと怒りだすケースが増えている。
そうしたピリピリムードの中、歌手ジャスティン・ビーバーがモデルのケンダル・ジェンナーと行ったインスタグラム・ライブを配信。「僕たちは一生懸命働いたから恵まれた暮らしを送っているけど」と前置きした上で、「ひどい状況にいる人たち」を哀れむような発言をし、大炎上する騒ぎへと発展している。
ジャスティンは、4月10日、妻ヘイリーと共に配信したインスタ・ライブで、仲の良いケンダルをトークに招待。ビバリーヒルズの850万ドル(約9億2,000万円)の大豪邸で自主隔離生活を送るケンダルに、「きみのマイホームの居心地はどう?」と質問した。
ケンダルは、「オー・マイ・ゴッド! この家は、惑星の中で一番お気に入りの場所なの」「ここまで素晴らしい家に仕上げるには、本当に長い時間がかかったわ。改装に1年もかかったのよ」と笑顔で回答。ジャスティンはうなずくように、「僕たちって本当に恵まれてるよね。だって今、ひどい状況に置かれている人がたくさんいるわけじゃん」としみじみ語りかけ、「その人たちが僕らを見たら……まぁ、僕らは一生懸命努力して働いたからこそ今があるわけだから、自分たちが手にしたものについて罪悪感を覚える必要はないんだけどさ」と、サラリと言い放った。