サイゾーウーマン芸能『ケンミン』『A-Studio』新MC事情 芸能 鶴瓶、そんなに肝煎りだったのか 『ケンミンSHOW』爆笑問題・田中『A-Studio』Kis-My-Ft2・藤ヶ谷、新MC投入にテレビ関係者の本音 2020/04/14 11:00 村上春虎 テレビ芸能ウラ情報TBS ガヤさん、頑張ってねー この4月、2つの番組に異変が起きた。まずは 『カミングアウトバラエティ!!秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)。番組を勇退したみのもんたに代わって爆笑問題・田中裕二が司会となり、続投する久本雅美とタッグを組むことに。さらには笑福亭鶴瓶が司会を務める『A-studio』(TBS系)にKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔が加入し、“ダブルメイン”体制に。いずれも、押しも押されもせぬ立派な長寿番組。ここにきて、番組に変化をつけた背景とは? 『ケンミンSHOW』は、4月9日のオンエアから『ディスカバリー・エンターテインメント 秘密のケンミンSHOW極』に、また『A-Studio』は4月3日から『A-Studio+』にそれぞれ改題している。 「番組内容もリニューアルを図りました。『ケンミンSHOW』は、生まれも育ちも生粋の東京人である田中に向け、過去のオンエア回から選んだご当地情報をクイズにして出題する『ケンミン検定』が発進。また『A-Studio+』は、鶴瓶と藤ヶ谷が、それぞれ別の角度からゲストを掘り下げる『取材合戦』を展開しています」(芸能ライター) MCだけでなく内容もテコ入れした形だが、なぜリニューアルが必要だったのか? そこには番組の“諸事情”があるようだ。 「『ケンミン』の場合はグルメのほか、生活習慣の違いや方言など、とにかく日本のご当地事情をやり尽くしてしまい、明らかなネタ切れに陥っている。そこで、他県のことをよく知らない田中が、番組を学び直すというコーナーを設けることで、“尺埋め”しようとしたのでしょう」(放送作家) さらに『A-Studio』もマンネリに陥っているようだ。そもそもこの番組は、鶴瓶が“ゲストゆかり”の人に会いに行くことが、ポイントだという。 「ゲストへ事前アンケートを行ってから内容を作るトーク番組が多いのに対し、『ゲストが手ぶらで来れる』ことを狙ったのが『A-Studio』です。事前アンケートの代わりに、鶴瓶がゆかりの人から話を引き出す点が人気でしたが、結局、鶴瓶の『報告会』にしかならず、それが飽きられたせいか視聴率も低迷。ただ、このコンセプトは鶴瓶にとって肝煎りのもの。それゆえ、その根本は崩さないように、取材を“バトル”形式にしてパワーアップさせたのだと思います」(同・関係者) だがそんなリニューアルを“諸手を挙げて”歓迎とはいかないのが、続投となる久本であり、鶴瓶本人だというのだ。 「久本は、田中の力量にも不安を感じているはずです。田中は特にアドリブに強いわけでもなく、自ら笑いの空気を作れません。相方である太田光という猛獣をうまく支えているように見えますが、結局、彼の“口撃”にやり込められることもしばしば。また時事ネタを扱うニュースバラエティ番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)を担当しているものの、トレンドに疎い。ちなみに田中が『ケンミン』リニューアル1発目のオンエアで、『俺、この番組10年続けるよ』と意気込んだとき、隣にいた久本は何もリアクションしていませんでした。それが何よりの証拠でしょう」 (同) 一方、鶴瓶の場合は、なんといっても「ダブル司会」としていきなり現れた藤ヶ谷に脅威を感じていることだろう。リニューアル一発目は星野源がゲストだったが、その意外なほどのトークスキルもさることながら、藤ヶ谷サイドにつく取材スタッフの下支えにも「なんでこんだけ力が入っているんだ!」と嫉妬。そもそもオープニングは、藤ヶ谷によるゲストの楽屋訪問から始まるだけに、自分のポジションに危機感を覚えるのは当然だろう。 いずれにしても、番組のリニューアル後は数年で打ち切られてしまうことが業界の通例となっているだけに、この2番組の動向に注視していきたい。 (村上春虎) 最終更新:2020/04/14 11:00 Yahoo 敗者の報道/みのもんた まちゃみと田中ってヤバすぎない? 関連記事 みのもんた「置物化」黒柳徹子「息切れ」蛭子能収――テレビ界の“笑えない”高齢タレント「茶番もいいかげんにしろ!」みのもんたの引退発言に業界から怒りの声テレビ局員が実名暴露!! ご長寿番組の「ギャラ泥棒」「置物」芸能人は誰?知名度100%番組『おかあさんといっしょ』、その完璧な“夢の国”の観覧体験レポート! “超低視聴率”時代へ! 視聴率1位2位がご長寿『笑点』『サザエさん』という現在のテレビ界 次の記事 嵐・二宮、“趣味は記帳” >