ママ友LINEグループ、どう返信すれば? 「真偽不明の情報」と「警告」を送ってくるママに困惑
新型コロナウィルス感染症の発症数がまだ少ない県に住んでいる優佳さん(仮名)。4月から、小学校に入学する息子がいるため、ここ最近は、入学式や休校情報などの情報交換をすべく、同じ学校のママ友とのグループチャットに張り付いていたという。
「うちの県は、まだ発症数は少ないですが、近隣の市で少しずつ出てきたようなので不安が消えません……。感染者が出るたびに、学校の対応が変わるので、グループチャットでの情報交換が欠かせませんでした」
公立学校の入学式や始業式、休校に関しては、地域によって対応が異なるため、地元に根付いた情報が大事だという。
「先日、小3の子どもを持つママが、学校からのメールをグループチャットで共有してくれたので助かりました。本来なら、新1年生の児童を持つママたちにも、なんらかの形でスムーズに情報が伝わるようにすべきでは……と感じましたね。でも、もう今の段階になると、基本的には、自分から学校のホームページなどをこまめにチェックして、情報を得るしかなくなっています。例えば、あるママが親切心で、保護者会などの情報を教えてくれても、実際はすでに中止が決定していたり……そういうことが起こっているんです。グループチャットだと、すぐに情報が共有できるのですが、それがいつのものなのか、正しいのかどうか、その見極めがだんだん難しくなっています」
現状、子どもを登校させることに不安が残るという優佳さんは、「ママ友たちと『たとえ休校措置がとられていなくても、自主的に休ませようか』と話したりしています。正直うちの県にも緊急事態宣言を発令してほしいと思ってしまいますね……」
まだまだ終わりが見えないウイルスの脅威。ママたちは、グループチャットでお互いの不安や心配事を共有しながら、この未曾有の事態に立ち向かっているようだ。