メイウェザーの娘、恋敵を刺して逮捕! 「この手の男に引かれるのは遺伝」と冷ややかな声
ボクシング元世界5階級王者で、推定総資産5億500万ドル(約550億円)を高級ブランドや高級車、豪邸に惜しみなく使う“破天荒な成り金男”としても愛されているフロイド ・メイウェザー・ジュニア。彼の19歳になる愛娘イヤンナが恋敵の女性を刃物で刺して逮捕され、世間を騒然とさせている。
米ニュースサイト「TMZ」によると、SNSセレブとして若い層から人気があるイヤンナは、現地時間4月3日夜、テキサス州ヒューストンにある若手ラッパーのNBAヤングボーイの自宅を訪問。彼と一緒にいた女性ラパットラ・ラッシュアイ・ジェイコブスに向かって、「私は彼の婚約者なんだから、あんた、出て行きなさいよ!」と言い放ち、2人は口論に発展。言い争いながらキッチンへと移動し、イヤンナはそこにあったナイフでラパットラを2度刺した。通報を受けて救急隊員が現場に到着した時、ラパットラは床に倒れていたそうで、近くの病院に搬送された。米『NBCニュース』によると、命には別状ないものの、手術を受けたとのこと。イヤンナは駆けつけた警察官に、4日午前1時半頃に逮捕された。
イヤンナは警察の取り調べに対して、「ラパットラとの面識はなく、今夜初めて会った」「彼女が先に手を出してきた。私の髪を引っ張ったから、揉み合いになった」と主張。留置場に収容されたが、3万ドル(約325万円)を払ってすでに保釈されており、6日に裁判所に出廷する予定だという。
イヤンナが熱を上げているヤングボーイは、20歳にして、殺人未遂、暴行、誘拐などでの逮捕歴がある、札付きのワル。9年生(日本の中学3年生に相当)で学校中退後、ほどなくして窃盗罪で逮捕。少年院で書きためたリリックをまとめ、2015年にファースト・ミックステープをリリース。ラッパーとしての道を歩み始めたが、直後の16年に発砲事件に関わったとして第二級殺人未遂容疑などで逮捕された。この件では素直に罪を認めたため、10年間の執行猶予と3年間の保護観察処分で済んだ。
しかし更生はせず、18年には当時交際していた女性ジャニア・ジャクソンに対する暴行や誘拐などの容疑で再び逮捕される。その後、彼女に激しく暴力を振るう姿を捉えた防犯カメラの映像が流出し、世間に大きな衝撃を与えた。この裁判については司法取引中であり、刑務所行きを逃れようと必死にもがいている。
ワルでDV男というレッテルが貼られているヤングボーイは3人の女性との間に4人の子を作っており、ここ数年は週単位で付き合う女を替えるとウワサされているプレイボーイ。子どものうち1人はDNA鑑定で自分の子ではないと判明しているが、「自分の子として育てる」と断言しており、男らしいと魅力を感じる女性が多いようである。