三谷作品イチの駄作と言われた

香取慎吾&三谷幸喜、「シットコム」ドラマ挑戦も……あの「酷評続出」映画の二の舞いを不安視する声

2020/04/05 10:00
サイゾーウーマン編集部

 三谷幸喜と香取慎吾がタッグを組むAmazon Primeオリジナルドラマ『誰かが、見ている』が秋に配信されることが発表された。香取ファンの間では、「今から楽しみ」「最強タッグだね」といった喜びの声が上がる一方、 一部マスコミ関係者の間で「早くも同作の配信を不安視する声が聞かれ始めている」(芸能ライター)という。

 同作はAmazon Prime Videoの会員向けサービス「日本開始5周年」を記念し、Amazonが企画から参加して制作するオリジナルドラマシリー ズの第1弾。内容は、しゃれた会話やシチュエーションが満載のシットコム(シチュエーションコメディ)になるといい、前述の芸能ライターによれば「公開された主演の香取のビジュアルも奇抜で、脚本・監督を担当する三谷は、早くも『香取さんにぴったりの役』『喜劇俳優として日本を代表する一人』と、香取の存在感に期待を寄せていると報じられています」と、三谷も手応えたっぷりのようだ。


 だが、現場での期待をよそに、同作を不安視する向きもあるという。

「これまでも、NHK大河ドラマ『新選組!』や映画『THE 有頂天ホテル』などでタッグを組んできた二人ですが、 2015年に公開された映画『ギャラクシー街道』のあまりにも不甲斐ない内容を思い出したマスコミ関係者の間で、このコンビの新作の完成を手放しで喜べない空気が漂っているようです」 (同)

 『ギャラクシー街道』は、三谷監督が「スペースロマンティックコメディ」と銘打ち、香取に加え、綾瀬はるかや小栗旬といった豪華俳優陣を起用して制作し、公開前には大いに期待されたコメディ映画だ。

「しかし公開されるやいなや、観客からはその意味不明なシチュエーションや中身のないナンセンスな笑いの連続に『クソつまらない』『ガッカリ』『最後まで見られない』などと手厳しい評価ばかりだったのです。今回の三谷と香取のタッグによるシットコムは、『ギャラクシー街道』の二の舞いにならないか、香取のことが心配になってしまいますね」(芸能誌編集者)

 香取のコメディ路線についても「限界説がささやかれている」との見解も。


「若かりし頃からコメディ指向が強く、その分野で実績も残してきた香取ですが、おバカなキャラを演じるのが可愛く見えていた頃と違い、現在、彼はすでに43歳のいい大人。ただ勢いに任せておバカキャラを演じても、『逆に悲壮感のようなものや痛々しさが滲み出てしまうのでは……』と見るマスコミ関係者も少なくありません」(同)

 また、今回の『誰かが、見ている』 についても、「香取のビジュアルは、若かりし頃の佐藤蛾次郎と武田鉄矢を足して二で割ったようなキャラクター。若い頃ならその変なおじさんぶりが話題になったでしょうが、今の香取では、老けた印象ばかりが際立ってしまう印象もあります。香取は昨年公開の映画『凪待ち』で、恋人を殺されたギャンブル依存症の男というシリアスな役を演じ好評を博しただけに、この路線のほうが向いているのでは」(同)

 『誰かが、見ている』への不安が的中しないことを祈るばかりだが……。

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最終更新:2020/04/05 10:00
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むしろ「三谷幸喜、コメディ映像作品限界説」では?