「メーガン妃とセックスした」とウソつけば7万ドル払う!? 英タブロイド紙の“やらせ”をデート相手が告発
続けて、「メーガンとデートしていたと報じられた時、いくつかのタブロイドから『金を支払うから、男女の仲だったとウソをついてほしい』という話を持ちかけられてね」「大金を積まれたけど、それが正しいことだと思えなくて。ロイヤル・フ●ッキング・ファミリーを、めちゃくちゃにはしたくなかったし」と、Fワードを使っておどけた。
どのタブロイドかは明かさなかったものの、「セックスしたとか、性的関係を持ったってウソ話をしてくれというのもあった」「結構な金だったよ。確か7万ドル(約780万円)を支払うと提示された」ことも明かした。
サイモンは、一部のタブロイドから報酬をもらったことを認め、「真実だけを話したからね。受け取った額も少なかったよ」と説明。自分が困窮している時に話を持ちかけられていたら、金目当てにウソをついていた可能性も高いと正直に話し、「でもあの時は、(ウソをつくのは)よくないと感じたし、金にはそんなに困っていなかったからね。だから断ったんだ」と語った。
ヘンリー王子を傷つけたくなかったともいい、「自分はいい人すぎるのかもしれない」「あんなオファーをされたら、受けちゃう人も多いと思う。自分は嫌だったから受けなかったけど」と、タブロイドにまつわる闇をさらりと語った。
このサイモンの暴露話に、ネット上では「イギリスのタブロイドって本当にクソ」「メーガン妃の父親や異母きょうだいもたくさん金をもらったんだろうね。イギリスから逃げたくなるのも理解できる」といったメーガンに同情する意見がある一方、「でも王室もタブロイドに書かれることで、注目や人気を維持できてるのも事実だし」「こんな話は世界中に山ほどある。仕方ないのでは」などと、冷ややかな意見も飛び交っていた。
メーガン妃は、昨年、トーマスに宛てた手紙の一部を掲載したタブロイド「デイリー・メール」姉妹紙、「メール・オン・サンデー」を提訴。同紙は「立場的にプライバシーを期待するのはおかしい」「父親にも話す権利はある」「そもそも流出することを意識して、丁寧な字で手紙を書いている」と真っ向から反論。父親も、タブロイドに手紙を見せたのは、メーガン妃の友人たちが米芸能誌「People」に「彼女は父親に愛情のこもった手紙を送った」と話したことが事実ではないと証明するため、と主張。この裁判で、父親が同紙から報酬をもらったのか、またその金額はいくらなのか、といった点にも注目が集まりそうだ。
現在生活の拠点にしているカナダでもパパラッチに追いかけ回されているヘンリー王子夫妻。すでに弁護士を通して法的手段を辞さないことを警告しているが、タブロイドとの攻防は、まだまだ続きそうだ。