V6・三宅健、ジャニーズ事務所と“10年間”の攻防――ファンとタレントの“歴史的革命”を語る
V6・三宅健がパーソナリティを務める『三宅健のラヂオ』(bayfm)が3月16日深夜に放送され、ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」について語る場面があった。
リスナーから「『Johnny’s web』の動画解禁おめでとうございます! 無理しないで、健くんの気分やタイミングでゆる〜くアップしてくださいね」というメッセージが届くと、三宅は「こういう優しい人いいですね。こういう謙虚な人、好きです!」とうれしそうな反応。
ジャニーズ事務所所属タレントの日記やエッセイ、直筆のイラストなどが楽しめるジャニーズ公式有料携帯サイト「Johnny’s web」内で、個人ブログ「にこにこ健°」を更新している三宅。「Johnny’s web」の有料会員になると、全グループ・個人が持つコンテンツ等を閲覧できるが、タレントの顔写真については、個別のファンクラブに入会していないと閲覧できなかった。しかし、2月17日からは「Johnny’s web」の有料会員になれば、顔写真を含めた全コンテンツが閲覧でき、さらに動画も解禁。三宅自身も「にこ健°」で、次々と動画をアップしている。
三宅は「『Johnny’s web』……昔のファンクラブの一番偉かった人の言い方でいうと、『ジャニーズウェッブ』なんですけど、ついに動画が解禁されまして」と、独特な“ウェッブ”の言い方を真似しつつ、「ジャニーズの歴史からしたらすごいことで、ジャニーズのタレントとファンの方々にとっては、革命的な出来事なわけですよ!」と力説。
「以前は、自身の影や手の写真をブログにアップすることも許されなかった」といい、事務所に対して「影ぐらいいいじゃん! ケチ!」と思ったこともあったとか。「それから少しずつ影がOKになって、顔はダメだから首から下の写真を延々と載せててさ。一つひとつ段階を……まさに牛歩で進みながら、やっとここまで。10年かけてきたっていう話なわけですよ」と、動画解禁までに10年の歴史があったと明かした。
また三宅は、中国最大のSNS「Weibo」にアカウントを開設した木村拓哉や、「インスタグラム」を活用している嵐や山下智久にも触れ、「世の中の人はみんな、すべてのジャニーズタレントがOKだと思ってる人もいると思うんですけど、全タレントがOKにはなってないんで……」と、裏事情を告白。「一般の人からしたら、TwitterもインスタもYouTube、ネット配信のものって当たり前の時代だけど、ジャニーズってちょっと特殊だから。そこでいうと、急激に進歩してる感じなわけですよ」と強調し、今回の動画解禁に喜ぶファンを見て「よかった」としみじみしていたのだった。
この放送にファンからは、「制約が多い中、いつも最大限に楽しませてくれてありがとう!」「動画解禁から間もないのに、毎日楽しませてくれる健くん。工夫を重ね、真心が伝わってくるのが何よりうれしい」「最近の動画解禁も、他グループのお写真が見れるようになったのも、長年のジャニーズファンとしては本当に革命だった。これからもワクワクさせてほしいな」など、動画解禁を喜ぶコメントが多数寄せられていた。